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成功する大家とは?不動産投資を始めるときの心得を解説

いえらぶコラム編集部

成功する大家とは?不動産投資を始めるときの心得を解説

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11月8日は「大家の日」として知られています。

「不動産投資に興味はあるけどどうやって始めれば良いのか分からない」「大家として成功する秘訣ってあるの?」

など、不動産投資に関して興味は持っていても、始め方などが分からず踏み出せていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、11月8日「大家の日」にちなんで、不動産投資の始め方や大家として成功するためのポイントなどについてご紹介します。

11月8日は大家の日!不動産投資を始めよう

まず、11月8日大家の日の由来をご紹介したうえで、不動産投資の魅力などについても解説します。

11月8日は大家の日!不動産投資を始めよう

11月8日大家の日とは

11月8日は大家の日として知られています。

もともとは、不動産賃貸業や大家さん方との情報交換や交流会をおこなうコミュニティである「東海大家の会」を運営する有限会社貴藤が制定しました。

由来は、「11(いい)08(おーや)」という語呂合わせから来ているものです。

11月8日は大家の日にちなんで、以下で不動産投資の魅力についてご紹介します。

不動産投資の魅力

そもそも、不動産投資とは、不動産を購入して家賃収入を得ることをいいます。

不動産投資には、どのような魅力があるのでしょうか。

①毎月、安定した収入が入る

不動産投資をすると、入居者から毎月賃料を支払ってもらい家賃収入を得ることができます。

一般的に入居者は、数年は入居することが多いため、毎月家賃収入が数年間継続して入るという「収入の安定性」は不動産投資の大きな魅力といえます。

一方、金融の投資をすると、毎月分配金をもらえることは少ないです。

たとえば、株式投資であれば、半年もしくは一年に一回の分配金配当になることがほとんどです。

②売却益を得られることも

毎月の家賃収入だけでなく、不動産を売却すると売却益を得られることもあります。

日本はこれから経済成長を続けていくなかで、再び家賃が上昇し、最終的に売却すれば売却益を得られる可能性もあります。

そもそも、収益物件として売却する場合は、不動産から得られる収益によってその売却価格が決まってきます。

大家の工夫によっては、得られる収益もあげることもできるため、そうなると必然的に売却価格もあがることになります。

③税制上のメリットがある

不動産投資をすることで、主に「所得税」「相続税」において税制上のメリットがあります。

まず、所得税については、不動産所得の計算上、実際にかかった経費に加え減価償却費も差し引くことができます。

減価償却費は「現金支出をともなわない経費」として税制上認められているため、減価償却費分は課税されず、節税につながります。

また、相続税については、相続税評価額は実際の不動産の時価に比べると低いことから、現金や金融商品を持つよりは節税につながるといえます。

④資金調達が容易になる

不動産投資の魅力として、不動産を担保にすることで本人の資金能力が低くても、金融機関から資金調達を容易におこなえることも挙げられます。

不動産投資の場合は、自らの住宅用の不動産とは違い、毎月の家賃収入があるため、借入金を差し引いても手残りがあることが多いです。

そのため、年収が少ない方でも、収益性の高い不動産であれば資金調達もしやすくなるのです。

大家として不動産投資を始める方法

それでは、大家として不動産投資を始めようと思ったとき、どのような始め方になるのでしょうか。

不動産投資の始め方について、解説します。

大家として不動産投資を始める方法

①不動産投資をするための知識を身につける

不動産投資をするために必要な知識をネットや本、不動産会社のアドバイザーなどを通じて得ます。

②予算決め

どの程度の資金なら出せるか、金融機関から調達できるかなどを考慮し、予算を決めます。

③不動産投資会社を決める

不動産投資をする際に物件を購入したり、アドバイスを得たりする会社を決めます。

④現地確認

興味を持った不動産を自分の目で確かめ、確認します。

⑤買付証明書を提出

購入の意思がある不動産について、買付証明書を売主もしくは不動産会社に提出します。

買付証明書には物件の希望購入価格や取引条件等を明記します。

⑥宅地建物取引主任者から「重要事項説明書」の説明を受ける

専門的な知識を持つ宅建取引主任者から、契約をする意思決定を左右するような重要事項に関する説明を受けます。

⑦売買契約書を締結

売買契約書を取り交わし、手付金を支払います。

⑧(融資を受ける場合)不動産投資用のローン審査

融資を受ける場合は、売買契約後に、金融機関とのローン契約を交わします。

⑨引き渡し

決済が完了すると、いよいよ不動産の引き渡しです。

これにより、晴れて大家となるわけです。

⑩家賃の受取

管理会社を委託する場合は、賃貸管理会社を選びます。

その後、毎月家賃を受け取ることになります。

以上が、不動産投資の始め方となります。

住宅用と違い、収益性がある物件がどうかの見極めなど専門性が必要となる面も多いため、不動産会社など専門家と相談しながら始めることをおすすめします。

いえらぶでも不動産会社を探すことができますので、是非サイトを一度ご覧ください。

大家必勝法!不動産投資を成功させるポイントとは?

最後に、大家として不動産投資を始める場合、成功させるポイントについてご紹介します。

大家必勝法!不動産投資を成功させるポイントとは?

物件の立地

不動産投資を始めるときに、大切になってくるのが物件の立地です。

駅に近いなど利便性が高い立地の不動産は、空室率を低く抑えることができるため、結果的に成功するものが多いです。

不便な立地にある不動産は、購入費用を抑えることができるため一見利回りが良いように見えるのですが、空き室になると収入が途絶えてしまうリスクがあります。

他にも、コンビニやスーパーなどの利便性の高い施設との距離、墓地や葬儀場といった嫌悪施設との距離なども物件を選ぶ際には参考にしましょう。

物件の種類

不動産投資といっても、マンションやアパート一棟なのか、それとも一室なのかなどにより、異なります。

一棟まるごとの不動産投資は、初心者にはリスクは非常に高いといえます。

最初に始める場合は、区分マンション(一室を賃貸にする)方が、投資金額も少なく、また管理や修繕の手間も少なくすむのでおすすめです。

出口戦略を取る

不動産投資をするうえで、重要なのが「出口戦略」についてしっかり考えておくことです。

不動産投資における出口戦略とは、その不動産を最終的にどうするかを考えたうえで、運用の意思決定をおこなうことです。

たとえば、マンションなら「売却する」「収益物件として保有し続ける」「住宅にする」などが考えられます。

アパートの場合は、これに加えて「リフォームして売却する」「建て替えする」「土地を売却する」「自宅に建て替える」など、選択肢もさらに充実してきます。

不動産投資を始める際に、10年後、20年後はどのようにするか?など出口戦略をしっかり考えておくと、成功につながりやすくなります。

損切りルールを決めておく

投資をする際に大切なのは、「損切りルール」を決めておくことです。

これにより、多少損が出たとしても、再起不能なほどの打撃を得ずに済みます。

たとえば、「〇か月空き室が続いたら」など、ルールを決めておき、いつの間にか損をし続けていたということがないようにしましょう。

まとめ

以上、11月8日大家の日にちなんで、不動産投資の始め方や成功のポイントについてご紹介しました。

不動産投資は、安定した収入があり、収益性の高い物件であれば借入もしやすいなど魅力が多くあります。

ただ、物件選びなど専門性は必要ですので、信頼できる不動産会社に相談しながら進めてくださいね。

いえらぶでも不動産会社を探すことができますので、是非サイトを一度ご覧ください。

不動産投資の相談一覧」では、不動産投資に関するさまざまな質問と回答を確認することができます。

ご自身にとって、有益な情報がないかをご確認するだけでもおすすめです。

また「大家さん相談所」には、他にもさまざまなお悩みが寄せられています。

引き続きまとめ記事として発信を続けますので、ぜひ今後もご覧ください!

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