なご家おもてなし不動産の金井と申します。
内容拝見致しました。

先ず結論から申し上げますと、この時点での契約解除（キャンセル）は可能です。

＞契約書は貰っておらず・・・
宅建業法上の契約締結に至っておりません。
＞契約金や申込金の支払いは、内見前に完了・・・
おそらくこの時点で重要事項説明の交付もなされていないと思われますので、宅建業法違反に該当致します。
＞キャンセルはできない、違約金がかかる・・・
違約金を支払えばキャンセル可能と解釈して頂ければ良いかと思います。

仮に重要事項説明書、賃貸借契約書が交付済みであった場合であっても、宅建業法上の【契約の締結～物件引渡し前】の状態に位置しますので手付放棄（通例は家賃の1ヶ月分）によって契約の解除（キャンセル）が出来ます。

宅建業法違反に抵触している可能性が御座いますのでその旨不動産会社へお伝え頂き、キャンセル手続きして頂ければ良いかと思います。それでもキャンセル出来ないと言われる様でしたら【宅建協会へ相談させて頂きます】とお伝え下さい。

以下は今後のお部屋探しの際に参考にして頂ければ幸いです。

＞階数について
お部屋の内覧は出来なかったとしても、事前に物件現地の確認や外観画像やストリートビュー等で斜面にある物件という事が認識出来た可能性が御座いますのでこちらに関しては双方の過失が認められるかと思います。
余談ですが、建築基準法としては地下1階、地上●階建ての建物になっているかもしれませんので、居室が2階であっても建物構造上は1階に該当しているかもしれません。
＞不動産屋には、1階以上が絶対条件と伝えておりました
事前の意思表示として非常に良いのですが、今後は書面やメール等記録して残るものが良いです。今回のケースの様に不動産トラブルとなった際に記録として残っている場合、事前の意思表示が明確になります。
＞間取りについて
今回の件について唯一不動産会社の言い分が正しい点になります。（現況優先）
＞部屋の広さについて
通常は建築図面を基に表示を行っておりますので、間取り図面に６帖＝約9.912㎡と表示されている場合の実測値としては、
5.26帖＝8.691㎡程度となります。

9.912㎡＝3.304ｍ×3.0ｍの部屋とした場合、実測3.104ｍ×2.8ｍ＝8.691㎡になります。
3.304ｍ，3.0ｍはそれぞれ壁芯（壁中心からの距離）になりますので、1つの壁に対して
10㎝マイナスした長さが目安になります。

回答日：2023/07/08

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