私道を分筆をしない場合は、その部分だけ購入することは不可能です。
また分筆するのにも数十万円の費用がかかります。全体で売ってもらう方がまだ良い可能性がありますね。

そもそもですが、残り半分の2ｍ分の私道を所有していないと売却できない、という条件が少し不思議です。
一般的には私道の所有権がなくても、私道の使用承諾が取得できるようであれば、その私道を利用して、建物を建築したり、インフラを整備したり、日常的に通行したりすることができますので、売却することができます。相場より価格が安くなる場合はあります。
ただし、「敷地の前面の私道を全て所有していないと買い手が付きにくいという地域」ということであれば、そういう可能性はあるのかもしれません。
売却自体が不可なのか、売れにくいのか、売れるけど安くなってしまうのか、良く確認した方が良いかもしれませんね。

なお、ご自身で私道を買い取れない場合の（金銭的な面での）解決法としては、私道をご自身で買い取ってからご自身が所有する土地とまとめて売却するのではなく、ご自身が所有する土地の買い手を見つけて、その買い手が私道所有者から私道も併せて買ってもらう、という方法があります。すももデイさんと買主さんの契約、私道所有者と買主さんの契約の二つを同時におこなう形です。
少し複雑な取引になるため、やはり買い手が見つかりにくいこと、地元の不動産会社さんもやりたがらない場合もあることが難点でしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。

回答日：2022/08/06

※株式会社いえらぶGROUPは、回答内容の正確性、完全性または有用性等について、一切の責任を負いかねます。