市街化調整区域の住宅の考えられるデメリットは?
2012/10/22 かいこ
建売の一戸建ての購入を考えています。
気に入った物件があったのですが、
区域区分が市街化調整区域とありました。
市街化調整区域の住宅の場合の考えられるデメリットを教えていただけますでしょうか。
現状はまだ更地で、4月完成予定、広告も出ています。
なお、下記の事項については市役所等に確認済みです。
よろしくお願い致します。
⚫開発行為の許可はある
既存宅地とのこと。
⚫下水道や都市ガスはとおっている。
⚫近くの河川が氾濫するので、市街化調整区域になったとのこと(昭和45年に設定)
※近年は氾濫などの被害はない
⚫区域区分が市街化区域に変更になる予定は今のところないとのこと
⚫周辺にも住宅があり、半径100mくらいは市街化調整区域になっている
⚫同じ地番の住宅は建て替えなどもできるということなので、おそらく購入検討の地番も建て替えなども出来るでしょう、とのこと。(市役所の回答)
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黒川 和紀
- 不動産キャリア:
- 35年
- 地域:
- 東京都
- 取扱い種別:
大方のことは、調べらているようですね。
マイホーム購入は、只単に「家を購入する」ということだけでなく、その家を購入することによって得られるライフスタイルを購入することになります。
従って、その家を購入した場合、どのような生活が送れるのかを良くイメージしてみては如何でしょうか。調整区域の物件は格安な一方で、立地に難がありますので、生活施設(スーパー・病院・学校・銀行等)の位置もよくチェックされて下さい。そして購入後の生活をイメージされてみて下さい。
購入するか、しないかは、価格とのバランスで決まって来るのではないでしょうか。参考になりましたら幸いです。
回答日:2012/10/23
※株式会社いえらぶGROUPは、回答内容の正確性、完全性または有用性等について、一切の責任を負いかねます。
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市街化調整区域は、市街化を抑制し、優れた自然環境等を守る区域として、開発や建築が制限されている区域です。都市近郊部には、農林漁業を営むなどの一定の要件を備えた方でなく、一般の方では住宅を建てられないのが原則です。
但し調整区域内であっても各自治体によって独自の基準を設けて、都市計画法による開発許可や建築確認も降りることもあります。
但し様々な条件や居住者に資格が必要な場合がありますのでご確認下さい
1️⃣市街化調整区域での購入のメリットは、市街化区域での建物と比べても、土地の価格が安い為広い土地や総額が安く購入できる、都市計画税はかからず、固定資産税も安い、周りに家やお店が立つ事は基本的にはなく、自然豊かな、のどかな環境で生活ができることが考えられます。
2️⃣デメリットは、今回は開発許可や建築確認が下りていても、次回も必ず下りる保証はなく、建て替え時がてきない場合がある。購入に際しての住宅ローンを金融機関が受け付けてもらえない可能性がある。基本的には購入希望者は家からの駅や施設(学校、病院、買物等)の利便性を求めますので、将来の売却や金額も厳しくなる可能性があります。
市街化調整区域内の生活は市街地での生活と異なる事や売却時の懸念がありますので、金額だけでなく、ご自身の購入後の生活をイメージしてご検討下さい。
参考になれば幸いです。
回答日:2015/05/05
※株式会社いえらぶGROUPは、回答内容の正確性、完全性または有用性等について、一切の責任を負いかねます。
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