不動産の購入を検討するにあたり、将来の資産価値は気になりますよね。
微力ながら、回答させていただきます。

まず一戸建について大まかに3点
1.敷地の形
2.前面道路との接道や幅員や交通量
3.前面道路を含めた敷地内の高低差

1については、基本的には正方形の敷地が望ましいと思います。
これは建物や駐車場の配置などの自由度が高くなるためです。
但し、長方形の敷地でもある程度間口が取れた上で南北に長い場合は南側を空けることで日当たりを確保しやすいというメリットもあります。
逆に旗竿地や三角形の敷地は建物を建てる上で制限が多かったり、車の出入りがし難かったりというデメリットがあります。


2について、一般的に南道路→東道路→西道路→北道路というように資産価値が変わる傾向にあります。
これは日当たりが影響するためです。
但し、1で触れたように南北に長い敷地や南側に空間が確保でき日当たりが良い物件の場合は北道路でもそれほど気にしなくてもいいかもしれません。
また、前面道路の幅員については5～6mが好ましいと思います。
これは車の出し入れや対向車のすれ違いなどを考慮しています。
但し、道路幅員が広くなるにつれて車の通行量が増える傾向もありますのでこのあたりはバランスの問題になります。
そういった点で区画整理が完了したエリアは狙い目かもしれません。


3についてはできるだけ道路や隣地と本敷地に高低差が無く、平坦な敷地が理想です。
大きな高低差があると建築時に切土盛土や擁壁といった余計な費用がかかる場合があるからです。



最後にマンションについてですが、
マンションに入居している世帯数が目安になるかと思います。
全てが全てとはいいませんが、世帯数が多いマンションと世帯数が少ないマンションでは維持管理のレベルに差が見られるケースがあります。
これは世帯数が多いマンションほど、毎月の管理費や修繕積立金の合計金額が多くなるためです。
また、規模の大きなマンションほど共用設備等も充実している傾向がありますので将来的な資産価値という点で期待が持てるかと思います。

以上、少しでも参考にしていただければ幸いです。

回答日：2014/11/28

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