専有面積ってどの部分のことなんでしょう?
2014/11/17 BES
松岡 正剛
- 不動産キャリア:
- 8年
- 地域:
- 東京都
- 取扱い種別:
Open Room代々木店(縁家不動産株式会社)の松岡と申します。
先の回答の通り、マンションの面積表示には、
壁芯 (へきしん)
内法 (うちのり) と2通りがあります。
壁芯はお隣さんとの壁の中心線から測った面積で、主に広告表示に使われます。
内法は壁の室内側の線で測った面積で、登記簿謄本に記載される面積です。
余談の豆知識ですが、物件購入時や各種税制優遇を受ける為の注意点がございます。
例えば、住宅ローン控除を受ける要件として、住宅の床面積が50m2以上というものがあります。
どちらの面積を基準にすれば良いか???とゆうと、
登記簿記載の内法面積が50m2以上なければ受けることができません。
物件広告で50m2と面積記載があっても、実際の内法面積は50m2未満となっており、優遇が受けられないという事もあります。
回答日:2014/11/18
※株式会社いえらぶGROUPは、回答内容の正確性、完全性または有用性等について、一切の責任を負いかねます。
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わかりやすいご説明ありがとうございます!
実際の面積表記と違うってことがあるんですね、参考になります!!
2014/11/18 16:31:26 コメント:BES
- 会社名:
- 株式会社ディークラウド
ご回答させていただきます。
ディーホームズの小川です。
専有面積には、「壁芯(かべしん、へきしん)面積」「内法(うちのり)面積」という、2つの表示があります。そして、双方で面積に含める部分の解釈がことなるのが問題なのです。
まず、壁芯面積とは、壁のちょうど真ん中部分を通る線で囲んだ面積のこと。たとえば壁の厚さが20センチだとすると、実際には住めない、いじれないスペースなのに、壁10センチ分の厚さまでは専有面積として加わっちゃうわけです。
おまけに、水道配管などを通しているパイプスペース(PS)といったところまで専有面積に含まれます。メーターボックス(MB)や外部トランクルームまでを含んでいるケースも多いです。
ですから、まったく同じ専有面積のマンションがあったとしても、これらにとられてしまうスペースによっては、実際の居住面積に差が出てきます。
これにたいして内法面積とは、住戸のコンクリート壁の内側を囲んだ面積です。おまけにパイプスペースもメーターボックスも外部トランクルームも含まれません。
ですから壁芯面積と内法面積では間違いなく数値に差が出ます。物件によって多少の幅はありますが、だいたい5〜6%程度といったところが標準的でしょうか。もちろん、内法面積の方が狭いです。
で、広告に記載されている専有面積は、ほとんどが壁芯面積です。
良いお住まいが見つかりますように…
回答日:2014/11/18
※株式会社いえらぶGROUPは、回答内容の正確性、完全性または有用性等について、一切の責任を負いかねます。
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おお!
すごい詳しくご回答して下さってありがとうございます!
専有面積のほとんどが壁芯面積なんですね!
2014/11/18 16:30:09 コメント:BES
ご回答させていただきます。
センチュリー21メイクスの野川と申します。
専有面積には、「壁芯面積」「内法面積」と2通りの表示方法があります。
壁芯面積は、マンションの部屋を囲む壁の中心線で囲った面積をいいます。不動産広告などでみかけるのは壁芯面積です。
内法面積とは、住居の壁の内側囲った面積をいいます。登記簿で記載される面積は、内法面積です。
なぜ同じ部屋なのに、二つの面積の記載方法があるのかというのは、壁芯面積は、建築基準法上の建築確認で計算の基準となるためで、内法面積は、不動産登記法により、壁の内側面積を登記簿に記載することとなっているためです。ですので、、内法は壁の中心から壁までの面積を含まないので、壁芯より狭く表示されます。
内法面積表示で50㎡未満となると、住宅ローン控除や登録免許税などの優遇措置を受けることが出来ません。契約の前に内法面積が50㎡を超えているのか、事前に確認しておかれることをお勧めします。
回答日:2015/04/04
※株式会社いえらぶGROUPは、回答内容の正確性、完全性または有用性等について、一切の責任を負いかねます。
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