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マイホームの設備で人気のシステムキッチンとは?多彩な種類やメリットをチェック!

いえらぶコラム編集部

マイホームの設備で人気のシステムキッチンとは?多彩な種類やメリットをチェック!

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戸建て住宅の新築やリフォームにあたり、システムキッチンを導入しようとお考えの方が増えています。

今や一般的な名称として認知されている「システムキッチン」ですが、どんな特徴があるのか、従来のキッチンとどう違うのか、さらにどんなメリットがあるのかなど定義や機能についてしっかり把握していない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、主に戸建て住宅の新築をご検討中の方やキッチンのリフォームをお考えの方に役立つ情報としてシステムキッチンをご紹介します。

使い勝手良くクリーンなキッチンを目指す方必見のメリットもまとめていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

システムキッチンとは?セクショナルキッチンとの違い

戸建て住宅に導入するキッチンとして主流となっているシステムキッチンですが、従来のキッチン(セクショナルキッチン)とはどういった違いがあるのでしょうか?

ここではまずシステムキッチンの基本情報として、セクショナルキッチンとの違いを見ていきしょう。

システムキッチンとは?セクショナルキッチンとの違い

<システムキッチン・セクショナルキッチンの定義と違い>

システムキッチンとはシンクやコンロ、作業台などが一体化しているキッチンの総称です。

これに対しセクショナルキッチンは、それぞれ独立したシンクやコンロ、作業台などのユニットを組み合わせて一列に並べたもので、昔から使われている一般的なキッチンスタイルといえます。

セクショナルキッチンは一つひとつが独立しているため、どうしてもすき間や段差が出てしまうことが大きなデメリットです。

またセクショナルキッチンはデザイン性に限りがあり、また自由な配置も難しいことから、これまでキッチン全体のデザインを統一したり、凝ったデザインに仕上げたりすることはなかなかできませんでした。

しかしシステムキッチンが登場してからはキッチンもダイニングやリビングと同様、デザイン性やレイアウトの自由が効くようになり、戸建て住宅をはじめマンションなどの間取りやインテリアなどにも大きく影響を与えています。

<システムキッチンの歴史と現在>

1970年頃、ドイツから輸入されたビルトインキッチンが日本におけるシステムキッチンの始まりでした。

その後、人気を集めたシステムキッチンは、国産メーカーも数多く参入して急速に日本に浸透してきました。

各メーカーはそれぞれに特色のあるシステムキッチンを販売しており、デザイン性やレイアウトのみならずメーカー独自のこだわりを持って日々、開発を進めています。

使い勝手はもちろんデザインやカラー、素材へのこだわりなど、各メーカーが競い合ってさまざまな工夫や機能を付加することで、システムキッチンの選択肢はますます広がりを見せています。

システムキッチンの種類をご紹介

新築の戸建て住宅やリフォーム時に選ばれているシステムキッチンは使い心地やレイアウトによって、さまざまな種類があります。

ここではシステムキッチンの主な種類について見ていきましょう。

システムキッチンの種類をご紹介

<システムキッチンの種類1.I型キッチン>

シンクやコンロ、作業台を横並びにレイアウトするI型は、システムキッチンのなかでもっともベーシックなタイプです。

ほかの種類に比べ省スペースで導入できるため、キッチンをコンパクトにまとめたい新築戸建て住宅や今まで使っていたセクショナルキッチンをリフォームする場合などにおすすめです。

<システムキッチンの種類2.L型キッチン>

こちらはシンクとコンロをL型に配置することで作業動線が短縮でき、作業効率のアップが狙える種類といえます。

L型の特性上、場合によってはコーナー部分がデッドスペースとなってしまう可能性もありますが、調理家電を置いたり、見せる収納を実践したりするご家庭には重宝でしょう。

<システムキッチンの種類3.アイランド型キッチン>

キッチンの四方が壁と接していないアイランド(島)型は回遊性が高く、大人数でキッチンを使う場合にも便利です。

こちらはほかの種類に比べてスペースを必要とするタイプですが、リビングダイニングにいる家族やゲストと隔たりを感じることなく作業できるのが魅力でしょう。

食事の準備をしながらお子さまを見守りたいファミリーやホームパーティーを開くことの多いご家庭には、とくに人気のタイプです。

<システムキッチンの種類4.ペニンシュラ型キッチン>

アイランド型に似た作りながら、キッチンの左右どちらかが壁に接しているのがペニンシュラ(半島)型です。

コンロが壁側に配置されているのが特徴で、こちらも多くの場合、アイランド型と同じくリビングダイニングに対面するように配置されます。

キッチンの前面はカウンターになっているものも多く、コンパクトなスペースではダイニング代わりに、またちょっとした休憩スペースとして活用できます。

システムキッチンを導入するメリット

最後に、戸建て住宅などマイホームにシステムキッチンを導入した場合の主なメリットを挙げてみましょう。

システムキッチンの導入により今までのキッチンで感じていた不便を解消できる点も多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

システムキッチンを導入するメリット

<メリット1.大容量で収納がラク>

システムキッチンはシンクやコンロなどがあらかじめ一体化しているため、収納部もバランスよく配置されているのが特徴です。

デッドスペースを減らして収納量を増やすだけでなく、出し入れしやすさまで考えられているものも多いので作業効率の面でもセクショナルキッチンより優れているといえます。

<メリット2.毎日のお手入れがラク>

セクショナルキッチンではシンクやコンロなどユニットの間にどうしてもすき間や段差ができてしまいますが、システムキッチンではすべてがフラットにつながっているため掃除しやすく清潔が保ちやすいのがポイントです。

撥水加工や撥油加工を施した素材を採用しているシステムキッチンであれば、そもそも汚れが付きにくいというメリットもあります。

<メリット3.機能性が高く作業がラク>

システムキッチンではIHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機など、希望どおりの最新機能を組み込むことも容易です。

汚れやすいレンジフードや排水口も掃除しやすいタイプを選べば、毎日の清掃や年末の大掃除の手間が大幅に省けて助かりますよね。

<メリット4.デザイン豊富でレイアウト自在>

セクショナルキッチンとの違いや種類の説明でも触れたデザインやレイアウトの自由度は、システムキッチンを語るうえで外せないメリットでしょう。

イメージどおりのカラーや素材感、希望のレイアウトを自由にセレクトできるため、こだわりの新築戸建て住宅やオリジナリティのあるキッチンリフォームをお考えの方にはシステムキッチンがおすすめです。

まとめ

今回は戸建て住宅への導入が増えているシステムキッチンについてご紹介しました。

システムキッチンとセクショナルキッチンの大きな違いは、一体型か否かという点です。

戸建て住宅にシステムキッチンを導入すると、毎日の使い勝手が向上したり、デザイン性やレイアウトの自由度が上がったりとうれしいメリットが多いですよね。

戸建て住宅の新築やキッチンリフォームの際には、今回の情報をもとにシステムキッチン導入を検討してみてはいかがでしょうか?

いえらぶコラムでは、今回ご紹介したような、住まいに関するお役立ち情報をご紹介しております!

ぜひチェックしてみてくださいね。

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