住まいのノウハウ

住宅購入の前にちょっと待った!後悔しないために考えたいポイント

購入した新築戸建て

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皆さん、住宅を建てる・購入するにあたって後悔したり、実際いらないなと思った間取りや設備はありませんか?

ある人のほうが多い可能性があります。

よく「家は3回建てないと満足しない」といわれるのもこの理由からです。

憧れ・便利な言葉につられて、結局いらない部屋やいらない設備が出てきてしまいます。

一生に一度の買い物なので、欲しいもの全て付けてようとする気持ちもわかります。

私もマイホーム購入のときに夢が膨らみすぎて、多くの設備を付けようとしました。

結局あとから冷静に考えると、いらない設備やいらないオプションが多くありました。

決して安くない住宅を購入するのに、いらない設備やいらないオプションが多くあると勿体ないですね。

ではこれから、住宅を購入した方の失敗例や正直いらないなと感じた設備・収納についてのお話をしていきます。

購入した新築戸建て

住宅を建てる・購入するにあたっての後悔・失敗事例

住宅を建てたり購入すると「これ失敗したな~、いらないな~」と思うことがあります。

大まかに事例をお話します。

段取りの失敗

住宅を購入するには、日用品を購入するのと違いもちろん金額も違いますし、費やす時間も違います。

建売住宅は入居までの時間が早いかもしれませんが、注文住宅となると年単位で時間がかかってしまいます。

その間に、依頼した不動産会社や建築会社と打ち合わせが複数回必要になります。

その段取りに失敗したと思う人も多いようです。

例えば、家族それぞれ時間が合わなかったり依頼会社とのアポイントも取れなかったりすると、なかなか話が進みません。

また、休みの日のほとんどが住宅購入の打ち合わせに費やされて、日々の生活に余裕がなくなることもありえます。

担当してくれる営業マンとの行き違いなどで、住宅作りが途中でストップになる可能性もあります。

そのため、住宅作り・購入の流れを理解し、事前に情報収集してもいいですね。

自分達家族の生活スケジュールを決めておくのも重要です。

依頼先で失敗

日本中には、数えきれないほどの不動産会社や建築会社が存在しています。

一生に一度の買い物といわれる住宅購入の依頼先は、慎重に選ばなくてはなりません。

しかし慎重になりすぎて、何十社も回りすぎてかえって選べない人も出てきています。

不動産会社も建築会社も私たちと話してくれるのは営業マンです。

営業マンが良くて契約したけど、施工は自分達にとって合わなかったこともあるようです。

安心できる知人の紹介で決めたけど、知り合いだけに言いたいことも言えず、やりにくくなってしまう人もいます。

何で依頼先を決めるかは人それぞれです。

営業マンで決めたい人もいれば、家のイメージや価格で決める人もいます。

しかし、そこだけで決めてしまうと後悔するかもしれません。

依頼先の長所・短所をまずは見極め、自分に合っているところを選びましょう。

決定したら、お互いのコミュニケーションを大切にすることです。

間取りで失敗

間取りでの失敗・後悔は多いのではないでしょうか。

建売住宅だと建ててある住宅を購入するので、間取りは変更できないことが多いです。

しかし注文住宅となると、一から考えなくてはいけません。

間取りは図面上でイメージしずらく、完成してみたら考えていたより狭かったと思う人は多いですね。

とりあえず流行の間取りにしてみたら、自分達には合わなかった事例もあるでしょう。

部屋の使い方や部屋数も、家庭それぞれで違います。

家庭環境に合わせて、じっくり考える必要があります。

想像できないのであれば、モデルハウスに行くことや似ている家族構成の知人の家に行くことはできます。

さまざまなものを参考にして、後悔が少ない間取りにしましょう。

建材・設備・収納での失敗

住宅に関する細かいことですが、注文住宅を決めるさいに建材や設備も自分達で決めなければなりません。

憧れのものがたくさんあり、全て採用したら予定していた金額より大幅に上回ることもあります。

逆に、コストを抑えすぎて使いにくい設備になったりすることもあります。

さらには、機能より見た目を重視しすぎて使いにくく使用頻度が減ることもあります。

住宅に採用したいと思うものはショールームに見に行くことが大切です。

建材や設備にこだわりすぎると、大幅なコストアップになるのでコストバランスに注意する必要もあります。

収納も住宅を建てる・購入するときに選ぶポイントになってきます。

部屋の広さを重視して収納場所を作らないと、室内に物を置くことになり逆に狭くなる可能性もあります。

持ち物の量も家族それぞれなので、何をどれくらい入れる場所があれば適切なのか考えておくといいですね。

これから、住宅を購入するときに女性も重要視するであろう設備・収納についてお話します。

設備について

「キッチン」、「トイレ」、「お風呂」は水周りでさまざまなグレードがあり、オプションを付けたりはずしたりすることができます。

グレード・オプションの選び方によっては、「付けてよかった」「いらないな~」と感じる部分も多い場所です。

場所別にお話していきます。

住宅購入でキッチンの設備に悩む女性

キッチン

家族の日々のご飯を作るキッチンは毎日使う場所であるため、「便利なものにしたい」と思っている人が多い設備です。

キッチンに要する設備は、収納や高さやシンクなどさまざまなパーツが組み合わさって一つの設備になっています。

そしてオプションも数多く存在します。

皆が「便利だ」「いらないな~」と考える設備は何があるのでしょうか。

住宅の便利だった設備 キッチン

1 食器洗い乾燥機

キッチン設備として人気になってきているのは食洗機です。

「冬場の水洗いが億劫…」、「作るのは好きだけど洗い物だけは嫌い…」という意見は多いですね。

食洗機は手荒れの心配もありませんし、ボタン一つで乾燥までしてくれるので非常に便利です。

今まで洗い物をしていた時間を他のことに使えるので、時間の有効活用にもなります。

一度使うと、手放せない方が多いようです。

2 浄水器

こちらも人気の設備です。

きれいなお水を飲みたい人は多いですね。

浄水器があればいつでもきれいなお水が飲めます。

種類によりますが、設置費用は10万円~。

初期費用はかかりますが、毎日ペットボトルの水を購入するのに比べれば安いでしょう。

3 シャワー式・ホース式水栓

シンクの中や洗いにくい大型の鍋などは、シャワーで洗うと効率が大きく上がるので、家事の時間が充実します。

またホースだと、今まで届かなかったシンク全体を洗い流すことも可能です。

住宅の正直いらなかった設備 キッチン編

1 食器洗い乾燥機

先ほど便利だった設備であげましたが、いらないと感じる設備でもあるようです。

節水になると聞き思いきって大容量の食洗機を購入したら、かえって使うのがもったいなくて放置している例もあります。

さらに全ての食器が対応しているわけではないので、分からず使う頻度が減ることもあります。

共働きの夫婦だったり、仕事が忙しくてあまり家事に時間が取れない人は上手に利用しています。

家に居る割合の多い主婦は、時間があるからわざわざ高い金額を払ってまでいらないですね。

食洗機は賛否両論ある設備の一つですので、自分自身のライフスタイルなどを考えいるかいらないか検討する必要があります。

2 浄水器

こちらも食洗機と同様、便利だった設備でありいらない設備でもあるようです。

きれいなお水が飲みたくて、ペットボトルを毎回購入する人にとってはメリットが多いです。

しかし、地域上きれいなお水がそのまま蛇口から出る場所もあります。

また水を直接飲む習慣がない家庭もあります。

そうなると使用する頻度は減ります。

浄水器もきれいなお水が飲めるだけの憧れで付けてしまうと、後からいらない設備になってしまうので注意が必要です。

3 吊戸棚・食器棚の上段

キッチンでは食器や調理器具など多くのものがいるので、収納もそれなりに必要です。

そのため天井まである食器棚や吊戸棚を設置する方は多いのではないでしょうか。

しかし、天井まである上段の食器棚や吊戸棚に手が届かず全く利用できてないってことありませんか。

私の知人でも何人かいます。

手が届かないと、わざわざ台や脚立を持ってこなくてはなりません。

そうすると面倒になって使わなくなるのです。

皆、口をそろえて「お金出したのにいらないな~」と嘆いています。

ただ収納する場所を確保するのではなく、自分の身長や動きに合わせて選ぶべきですね。

4 床下収納

つけても全く使わない人が多いようです。

昔は元から付いていることも多いようですが、今は違います。

何を入れるのが適切か分からず、放置される可能性もあります。

有効活用できないなら、お金を払ってまで付ける必要はなさそうです。

トイレ

トイレも日常生活に欠かせない空間の一つです。

だからこそ、快適に過ごせるようにさまざまな設備を付けたいものです。

設備だけでなく居心地良い空間にするために、内装選びも重要になってきます。

またトイレは家族だけでなくお客様も使います。

住宅の便利だった設備 トイレ編

1 二階のトイレ

設備とはいわないかもしれませんが、「二階にトイレがあると便利」とよく耳にします。

確かに、二階が寝室で寝ている途中でトイレに行きたくなる場合があります。

そのときに下階まで降りるのは大変です。

子供が二階で急に行きたくなっても安心です。

しかし、予算もあるし掃除の手間も増えるので慎重に検討が必要ですね。

そのため、一階のトイレより二階のトイレのグレードを下げる方も多いようです。

2 手洗いカウンター

トイレの中に手洗いカウンターを設置することです。

私も知人の住宅へ行くと、大体付いていることが多いです。

今洗面所は脱衣場と一緒になっていることが多く、もしトイレに手洗いカウンターがなければ移動して洗面所まで行かなくてはなりません。

お客様が来た場合もそうです。

生活感があふれている脱衣場を見られることになります。

いつも見られてもいいように綺麗にしてる人もいますが、見られたくない人もいます。

そうなるとトイレに手洗いカウンターがついてるのは非常に便利です。

住宅の正直いらなかった設備 トイレ

トイレのいらない設備は、調べたところほとんどないのが現状でした。

私も、驚きです。

トイレも今はさまざまな種類や設備があります。

価格も安価なものから高価なものまで用意されています。

そのため付けてからいらないなと感じる設備は多く存在すると思っていました。

しかしトイレは、いつでも清潔であって欲しいしできれば掃除も簡単に済ませたいものです。

設備やオプションを付けることによって、掃除が楽になったり快適になったりします。

トイレの付帯設備はお金を払うだけの価値があると考えられます。

住宅の便利だった設備 お風呂編

1 浴室暖房乾燥機

かなりメジャーになってきている設備です。

メリットとして、冬のお風呂が寒くなく、商品によって脱衣場にも暖房をかけられます。

高齢者のヒートショックの防止になります。

お風呂が暖かいだけでなく、浴室で洗濯物を干せるのも便利です。

住宅の正直いらなかった設備 お風呂

1 浴室テレビ

お風呂で入浴しながらゆっくりテレビを観る…すごく憧れます。

これからずっと住み続けるし、せっかくなら付けてしまおうと思っている人も多いようです。

しかし、浴室のテレビはいらなかったと感じる人も多いようです。

一人なら、テレビを見ながらゆっくり風呂に入ることができます。

しかし家族が多い場合、誰かがゆっくりテレビを見始めたら次の人が入れなくなります。

また夜遅くの場合、お風呂でテレビを見ていると音の問題も出てきます。

理想と現実はやはり違うので、本当にテレビを設置して見る時間があるかよく考えましょう。

お風呂のテレビ設備は、安いものではないです。

設置後、いらないからと使わなくなったら勿体ないですね。

2 ミストサウナなどの快適設備

お風呂のカタログを見ていると快適で憧れる設備は数多くあります。

ミストサウナもその一つです。

お風呂でミストを浴びられる…一見よさそうですが、使う機会が少ないという声が目立ちます。

確かにお風呂は疲れを癒す場所でもあります。

しかし、毎日お風呂に入るときに本当にミストを浴びるのでしょうか。

一回使ってもういらないと思ってしまう可能性もあります。

毎日入るからこそ見極めが大切です。

大まかにお話しましたが、グレードや設備の「いる・いらない」「便利・不便」は一概に言いきれないです。

ご家庭によって使い方や使用頻度は違うのは当たり前です。

予算もあるし、おススメを全て取り入れることも難しいです。

ライフスタイルももちろん違います。

どこを重要視するかも人それぞれです。

皆がいらないからといって、自分もいらないとは限りません。

本当にいるか・いらないかは生活スタイルを考えながら検討しましょう。

住宅購入で不要な設備 バスルームのテレビ

収納

住宅で重視することに収納スペースがあります。

しかし、面積が限られていると、広いスペースが確保できないことがあります。

逆に、せっかく広い収納スペースを確保しているのに使いにくく、やっぱりいらないやとなってしまうこともあります。

新しい住宅に住む前に収納計画を立てることが大切です。

住宅に住んでみて、今の収納スペースに満足しているのは全体の6割といわれています。

建売住宅は仕方ありませんが、なぜ注文住宅でこのような結果になるのでしょうか。

収納は不要だと思っても、実際に住んでみるとやっぱり物が増えて必要だった…という例もあります。

さらに計画で荷物の量を少なく見積りすぎたことが、収納スペースの使いにくさに繋がり、無駄なスペースとなってしまうのです。

スッキリ収納するためにも、スペース配分はとても大切です。

収納で失敗しないようにするには、ほかの設備などと同時に計画を立てていくことです。

いらない収納スペースを作るのは、勿体ないです。

今の住宅でどのようなことに不満を持っているのか、何を新しく増やすか。

新しい住宅ではどのように改善していくか考えてみましょう。

そして、考えた案が十分満足のいく収納スペースになるのか、使い勝手はどうかなど検討していく必要があります。

まとめ

住宅を購入したあと、「失敗したな」と感じる部分は多くあるようです。

正直、住んでみないと分からないこともあるでしょう。

しかし現物をショールームへ見に行ったり、じっくり計画することなど、さまざまな対策があります。

対策することでいらない設備を少なくできたり、満足できる住宅購入に繋がります。

注意点としてご家庭によって、いる設備いらない設備は違ってきます。

もちろん家族構成や生活スタイルが違うからです。

自分達の生活を見直したとき、本当に必要かをしっかりと検討してみましょう。

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