エリーエステートの西原ともうします。

この度の「排水管破損により悪臭が発生」とのご記載がありますが、ご退去いただかなければ修繕・復旧できない状況でしょうか？
それにより内容は変わってくるかと存じます。

①修繕・復旧可能な場合
引越しせずとも修繕によりお住まいの継続が可能な場合は、ご迷惑をお掛けしてしまった日数分の賃料減額を探ってみてはいかがでしょうか。
例えば、1ヶ月の間ご迷惑を掛けてしまったのであれば0.5ヶ月～1ヶ月分減額（免除）等。
→金額的には賃借人の方にもご納得いただけることが前提になります。

②引越しが必要な場合
これは賃貸借契約における「貸主からの解約」にも使えるものだと思いますが、「本来賃借人が支払う必要がなかった費用相当額」が目安になるかと存じます。
具体的には賃料・共益費を除く必要、敷金・礼金、保証会社費用、鍵交換費用、引越し会社への依頼費用等。
地域や賃料相場により高額になる場合は、一定額をオーナーが決められて打診する場合もございます。

ご質問の趣旨は「負担の必要があるか否か」ですが、その判断は不動産業者で行うのは不適当かと存じます。
そのため、本件のようなケースでどう両者で折り合いをつけておられるかの一例で回答させていただきました。

回答日：

2022/01/23