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西武門

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沖縄県には読めない地名がたくさんあります!その中から今回は、那覇市にある「西武門」をフィーチャーします。西武門と書いて、「にしたけもん」ではないんですよ!なんと「にしんじょう」と読むんです。どう考えても西武門をにしんじょうとは読めないですよね。しかしこれには深い訳があるんです!

西って書いて北?

「西武門」という地名は、実は当て字であり、「北にある大通りの入り口」を意味します。
沖縄の方言で東西南北を表すと、「東(アガリ) 西(イリ) 南(フェー) 北(ニシ)」となり、北と書いて「ニシ」と読むことが多いようです。
また、沖縄では「門」が大通りの入り口を表す言葉であり、「ジョウ」と読むこともあります。
「西武門 読み方」というキーワードで検索された方々に向けて、このページでは、西武門の読み方や由来について詳しく解説します。

西武門
ジュリ馬

実は哀しい西武門節

「西武門節」というのは、沖縄の古い民謡で、辻町にあった遊郭とそこへ通う侍の情歌となっています。
この歌は、別れを惜しむ哀しい歌が1番から7番まで続きます。
辻町は遊郭として栄えていましたが、他の遊郭のイメージとは異なり、大切なお客様へ手づくりの食事を用意しもてなすなど、本当の恋人のような関係を築くことができたのだそうです。
そのためこの歌のように、別れを惜しむ哀しい情歌が生まれたのでしょう。

現在の西武門の様子


現在の西武門は、近くに波之上宮や波之上ビーチ、住宅街、教育施設、コンビニやスーパーなどが点在しており、大変暮らしやすい環境が整っています。
モノレールの県庁前駅が近く、「西武門」というバス停もあります。交通の便も整っているようですね。周辺には「天妃小学校」があります。
「天妃」とは、中国に実在した航海の女神として信じられてきた女性の称号で、久米エリアは、昔から交易港としても栄えており、航海の安全を祈る場所が多く作られました。天妃小学校には、今でも天妃宮の遺跡が残っているそうですよ。

天妃宮

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