沖縄 不動産・賃貸 TOP > 沖縄移住ナビ > スポット検索 > 読めない地名 > 東風平

東風平

  • 伊武部
  • 西武門
  • 仲村渠
  • 東風平
  • 保栄茂

その地域でしか読めない地名ってありますよね。それを難読地名と言います。日本の難読地名といえば、北海道や沖縄県をイメージされる方も多いでしょう。沖縄にある難読地名のほとんどは、琉球語からきた当て字の場合が多いそうです。しかし、専門家でも由来がはっきりと分からない地名もあるんだとか。それでも沖縄の人々に馴染んでいて、当たり前のように読まれている難読地名は、なんだか不思議な魅力を感じます。こちらでは、そんな沖縄の難読地名のひとつ「東風平」にフォーカス!もちろん「とうぷうぺい」と読むわけではありませんよ。

東風平(こちんだ)の由来とは

東風平は「こちんだ」と読みます。大和語で、東からの春の風のことを「東風(こち)」と呼んだことが、この読み方の語源でしょう。現在東風のことは、「はるかぜ」とか「ひがしのかぜ」などと呼ぶのが一般的ですが、沖縄では東風平として東風の昔のままの読み方が残っています。県内には南風原(はえばる)という地域もあるので、みなみのかぜがあれば、ひがしのかぜがあっても不自然ではありません。

東風平
東風平の綱引き

東風平に受け継がれている伝統行事

東風平では伝統行事が今なおしっかりと受け継がれています。それが「東風平の綱引き」。沖縄県内では各所で綱引き祭りが行われますが、東風平の綱引きは300年以上の歴史があります。地域のみんなで綱を作るところから始まり、勇壮さで知られているこの綱引きは、五穀豊穣・無病息災・集落の繁栄の願いが込められて行われるもの。毎年旧盆に合わせて開催されますので、迫力ある綱引きをぜひ一度見てみるのもいいかもしれませんね。

現在の東風平の様子

沖縄本島の南部にあった東風平は、少し前までは町でした。沖縄県では珍しく、海に面していない自治体として知られていたものの、2006年に具志頭村と合併。そのため現在は東風平町とは呼ばれておらず、八重瀬町(やえせちょう)東風平となっています。それによって海にも面することになり、開発が進むようになりました。「東風平小学校」をはじめ充実した教育施設、スーパーマーケットなどの商業店舗や病院、公共施設など生活に必要な施設は一通りエリア内にあります。加えて、豊かな緑が残るエリアでもあることから、自然を身近に感じられる暮らしが出来るでしょう。そんな<東風平には土地も多い>ので、マイホームを建てて暮らすのもオススメですよ。

東風平の様子

トップへ戻る