東風平(こちんだ)の由来とは
東風平は「こちんだ」と読みます。大和語で、東からの春の風のことを「東風(こち)」と呼んだことが、この読み方の語源でしょう。現在東風のことは、「はるかぜ」とか「ひがしのかぜ」などと呼ぶのが一般的ですが、沖縄では東風平として東風の昔のままの読み方が残っています。県内には南風原(はえばる)という地域もあるので、みなみのかぜがあれば、ひがしのかぜがあっても不自然ではありません。
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東風平は「こちんだ」と読みます。大和語で、東からの春の風のことを「東風(こち)」と呼んだことが、この読み方の語源でしょう。現在東風のことは、「はるかぜ」とか「ひがしのかぜ」などと呼ぶのが一般的ですが、沖縄では東風平として東風の昔のままの読み方が残っています。県内には南風原(はえばる)という地域もあるので、みなみのかぜがあれば、ひがしのかぜがあっても不自然ではありません。
東風平では伝統行事が今なおしっかりと受け継がれています。それが「東風平の綱引き」。沖縄県内では各所で綱引き祭りが行われますが、東風平の綱引きは300年以上の歴史があります。地域のみんなで綱を作るところから始まり、勇壮さで知られているこの綱引きは、五穀豊穣・無病息災・集落の繁栄の願いが込められて行われるもの。毎年旧盆に合わせて開催されますので、迫力ある綱引きをぜひ一度見てみるのもいいかもしれませんね。
沖縄本島の南部にあった東風平は、少し前までは町でした。沖縄県では珍しく、海に面していない自治体として知られていたものの、2006年に具志頭村と合併。そのため現在は東風平町とは呼ばれておらず、八重瀬町(やえせちょう)東風平となっています。それによって海にも面することになり、開発が進むようになりました。「東風平小学校」をはじめ充実した教育施設、スーパーマーケットなどの商業店舗や病院、公共施設など生活に必要な施設は一通りエリア内にあります。加えて、豊かな緑が残るエリアでもあることから、自然を身近に感じられる暮らしが出来るでしょう。そんな<東風平には土地も多い>ので、マイホームを建てて暮らすのもオススメですよ。