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保栄茂

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沖縄県の地名は読みにくいものが多いです。県民でさえ読み方が分からなかったりします。県外の方で沖縄の難読地名を読めるというのなら、それはよっぽどの沖縄通でしょう。そんな沖縄の難読地名の中でも、最も難しいとされているのが「保栄茂」。もちろん「ほもえ」なんてカンタンな読み方ではありません。ここでは、豊見城市にある保栄茂にフォーカスしていきます。地元の人はもちろん、沖縄通になりたい方も是非知っておきたい情報です。

字数の概念を覆す荒技!保栄茂

保栄茂、これは「びん」と読む地域です。漢字3文字をかな2文字で読むという、非常に珍しい地名だと言えるでしょう。この「保栄茂」が「びん」と呼ばれる由来については諸説が色々とあります。その一説が、この地に中国から来た人が住み、中国の地名「びん」をつけたのではないかという人もいます。その他、昔は「ほえむ」「ほへむ」と呼ばれたという説も。しかし、明確な理由は分かってないようです。また公式の名称として「保栄茂(びん)」が定められているわけではありません。ですが、現在保栄茂で生活を送っている人々はもちろん、沖縄県民全体から親しまれている名称ということで、この読み方が残っています。

保栄茂
巻ち棒

伝統行事・巻ち棒(マチ棒)

古くから受け継がれた地名を持つ保栄茂。地名もそうですが、伝統行事もしっかりと受け継がれています。それが、6年に一度だけしか開催されないという「巻ち棒(マチ棒)」です。巻ち棒は、卯(う)の年と酉(とり)の年のみに開催されるため、6年に一度しか行われないのです。そんな6年に一度の大豊年祭・巻ち棒は、十五夜に行われるのが一般的で、150人以上の男性たちが参加します。迫力満点のその光景は、一度はご自身の目で見ていただきたいものです。

現在の保栄茂の様子

保栄茂は、豊見城市に所在する集落です。豊見城市(とみぐすくし)ですら県外の方は読み難いのに、その地域にある保栄茂(びん)という地名は、沖縄県民ですら読めないことも。また小さな集落ということで、人口は850人程度。サトウキビ畑に囲まれたのどなかな地域となっています。まさに都会の喧騒から離れた場所に暮らしたいという方にはピッタリで、沖縄時間(うちな~たいむ)を満喫することができるでしょう。とは言っても、<豊見城市には賃貸物件も多い>ため、保栄茂の住まいをスムーズに探すことができますよ。

街並み

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