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太陽と緑、伝統と優しさを未来へ繋ぐ海辺の街 与那原町

沖縄本島の南部に在る沖縄一小さな町、与那原町。「太陽と緑、伝統と優しさを未来へ繋ぐ海辺の街」がキャッチフレーズです。東南に南城市、西に南風原町、北に西原町と三市町村に隣接しています。地勢は東南に雨乞森、北西にそびえる運玉森に抱かれ、前方に中城湾を臨む海岸線に伸びた平坦地です。


POINT1琉球王国を今に伝える

天女がその御子を出産するにあたり、産湯を召したという神話が残されているのが「親川(ウェアガア)」です。琉球王国時代には国王の東廻り(アガリウマーイ)や聞得大君(ここえおおきみ)の御新下り(おあらおり)の際に、お水撫(うびぃなでぃ)の儀式を行うなど首里出発後の最初の拝所でした。現在は与那原大綱引きの関連行事の拠点となっていて、住民の憩いの場所です。また、三津武嶽(ミチンダキ)は、聞得大君加那志(きこえおおきみかなし)が、琉球発祥の地、久高島にお参りされる途中に嵐にあい、薩摩に流されます。幸い一命を取りとめ、その後無事に帰ることができますが、妊娠していたため王府に戻らず、与那原の御殿山で一生を過ごしました。三津武嶽は聞得大君が祭られた場所だと言われています。現在は子宝の神としてお参りする人が跡を絶ちません。

POINT2建築ファンも訪れる

1958年に竣工され、「日本近代建築DOCOMOMO100選」にも選ばれているのが「聖クララ教会(与那原カトリック教会)」です。与那原町の中城湾に面した丘の上に建つ教会です。外観は中央部が低くなったバタフライ屋根が特徴で、構造は鉄筋コンクリート造り。表面には沖縄の現代建築でしばしば用いられるようになった花ブロックが使われています。礼拝堂の内部は片側前面がガラス張りで、内部空間を自然光で満たすとともに、海からの風を取り込んでいます。ローコスト建築でありながら、沖縄の風土をうまく利用した建築になっており、今も建築ファンが見学に訪れています。2009年に改装工事を行っており、建築後50年以上が経った現在でも手入れが行き届いており、大切に使われている様子が見て取れます。

POINT3与那原の大綱曳

今をさかのぼる事400年余前、琉球国王尚栄の時代から豊凶を祈る神事としてはじまった与那原大綱曳は、沖縄三大綱曳きの一つとして数えられています。この祭りに参加すると無病息災、子孫繁栄のご利益があると伝えられ、町内外からも毎年何万人もの人々が参加しています。いわば、与那原町を象徴する伝統行事であり、町の一大イベント。琉球王国時代の衣装を身にまとった支度(したく)と呼ばれる人達7名が乗った大綱が会場まで運ばれていく光景は華やかで、見ごたえがあります。希望者は会場まで綱を運んだり、また綱を曳くことも出来るので、見るだけでなく参加する事でも楽しめます。

大綱曳

POINT4与那原町の不動産事情

沖縄看護専門学校にも近い与那原町では、学生さん向けの賃貸物件も見つかります。オートロック付きなら女性の一人暮らしでも安心して生活できますね。高層階から海が眺められるマンションもあります。マイホームを求めるなら、一戸建てや土地を探してもいいかもしれませんね。
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与那原町の賃貸

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