斎場御嶽は、沖縄を代表する聖地で、琉球王朝時代には国家的な祭事が行われていました。男子禁制の場として知られ、琉球国王でさえ聖域内に入る際には女性用の衣装に着替えたと伝えられています。現在でも、手厚く守られている「聖なる空間」として信仰が絶えることはありません。木々が青々と茂り、静かな空間には神の気配を感じることができます。世界遺産に登録されたことで、全国からパワースポットとして多くの人が訪れます。斎場御嶽の中でも特に有名な場所は、大きな2つの石が人と言う字に似て立っている「三庫理(さんぐーい)」です。奥に進むと、左手に久高島を拝むことができます。訪れたら、まずは心を開いて謙虚になりましょう。そうすれば、斎場御嶽はあなたを受け入れてくれるでしょう。