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賃貸マンションの最上階に住むメリットとデメリットとは?

いえらぶコラム編集部

賃貸マンションの最上階に住むメリットとデメリットとは?

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賃貸マンションでのお引っ越しを検討されている方々に根強い人気を誇る最上階のお部屋。

最上階を希望する方のなかには最上階の部屋以外には引っ越さないという強者もいるほどです。

この記事では人気の高い賃貸マンションの最上階のお部屋のメリットと見逃されがちなデメリットについて、まとめました。

賃貸マンションの最上階に住むメリット

賃貸マンションの最上階に住むメリット

お部屋探しの条件のなかでも人気の高い最上階のお部屋に憧れを抱いている方は少なくありません。

しかし、最上階のお部屋は他階と比べ、供給量が著しく少ないため、とても希少です。

そんな希少性の高い、最上階のお部屋を求める方々はどのような魅力を感じているのでしょうか?

まずは最上階のお部屋のメリットから見ていきましょう。

解放感を感じることができる最上階のお部屋

最上階のお部屋を希望する方から一番多く耳にする理由が解放感です。

RC造の賃貸マンションなどであれば、視界を遮るものは限られてくるため、解放感を感じるこができるでしょう。

タワーマンション級の最上階ともなれば、干渉を受ける建物は下界を見下ろさなければ視界に入らないため、カーテンをしない生活を送る方もいるようです。

解放感を感じながらプライバシーが確保できるのは大きなメリットです。

さらに、賃貸マンションの最上階にはルーフバルコニーなど特別な設備が付帯されている場合もあります。

こういった設備はさらに解放感が増す、最上階ならではのメリットです。

眺望を独り占めできる最上階

賃貸マンションの最上階では解放感があると同時に開けた視界による眺望も期待できます。

また、遮るものがない分、室内への日照時間が長く、日当たりが良いことも特徴です。

なお、これは最上階に限ったことではありませんが、高層階の場合、虫による被害を受ける心配がありません。

夏場、蚊が部屋に入ってきて眠れぬ夜を過ごしたり、玄関前でセミがひっくり返っていて、近づくと突然飛び立ったなどの虫の被害は誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか?

こういった虫はせいぜい、2~3階ほどの高さまでしか到達することができず、概ね、4階以上であれば、遭遇率が急激に下がるためおすすめです。

賃貸マンションの最上階に住むデメリット

賃貸マンションの最上階に住むデメリット

賃貸マンションの最上階のお部屋には挙げればきりがないほどたくさんの魅力が詰まっています。

その反面、当然のことですが、デメリットもあります。

ここからは、デメリットについて見ていきましょう。

外気の影響を受けやすい

賃貸マンションの最上階では解放感があることのデメリットとして外気の影響を受けやすい環境にあると言えます。

たとえば、日照時間が長いため室内が暑くなりやすかったり、反対に外の気温が低いと室内まで寒くなりやすいことが考えられます。

これは、コンクリートが熱の影響を受けやすいためで、最上階の場合は他階の部屋と比べ、天井面の影響を受ける分、外気の影響を受けやすい状況にあると言えます。

賃料が高めに設定されている

多くの賃貸マンションは階数が高くなればなるほど、賃料が高くなっていきます。

そのため、最上階のお部屋の賃料はその賃貸マンションのなかでもっとも高額な設定となっています。

さらに、ルーフバルコニーなど特別な設備が付帯される場合などは賃料の設置も特別であることが多いという点はデメリットです。

エレベーターの待ち時間が長い

賃貸マンションの最上階は当然のことながら、エレベーターを待つ時間や乗っている時間がもっとも長くなります。

朝の通勤時や夕方の帰宅時などは混雑しますのでとくに待ち時間が長くなってしまいます。

内見の際には、戸数に対して適切な数のエレベーターが設置されているかなどを選考基準に足してみると良いかも知れません。

災害の影響を大きく受ける

賃貸マンションに設置されているエレベーターは震度4もしくは5程度の揺れ感知すると最寄り階で自動停止する仕組みとなっています。

そして、エレベーターを再稼働させるためには作業員による安全確認を受ける必要があります。

しかし、エレベーターが停止するほどの地震が発生した場合、周囲の他の建物でも同様にエレベーターが停止しており復旧は公共施設や世帯数の多いマンションなどが優先されることになるので数日、場合によっては数週間掛かる可能性もあります。

その間、階段による昇り降りを強いられることとなります。

また、高層階の部屋は揺れやすいという点も忘れてはいけません。

とくに免震構造の建物の場合、1階の部屋に比べ2~3倍ほどの揺れを感じることとなるので、家具や家電への地震対策を講じておくと良いでしょう。

最上階の暑さ寒さ対策をご紹介

最上階の暑さ寒さ対策をご紹介

賃貸マンションの最上階のお部屋は外気の影響を受けやすく、夏場は暑くなりやすく、冬場は寒くなりやすいという特徴を持ちます。

しかし、これらはちょっとした工夫でその被害を抑えることが可能です。

ここでは最上階の暑さ寒さ対策を見ていきます。

賃貸マンションの最上階の暑さ対策

賃貸マンションの最上階のお部屋が暑くなりやすいのは日照時間が長いこと、断熱が不十分であること、気密性が高いことが原因です。

これらの原因を解決してあげることで、室内の温度を快適に保つことができます。

具体的には室内へ差し込む太陽光を遮るために簾やグリーンカーテンを用意します。

太陽光が差し込む時間や量を制限することで、室内の温度上昇を防ぐことができるという訳です。

ちなみに、太陽光を遮るために遮光カーテンを使うのは避けましょう。

なぜなら、遮光カーテンは確かに太陽光を遮ることができますが、室内への侵入を防ぐことはできないため、暑さ対策にはならないためです。

大切なのは太陽光をサッシの外側で食い止めるということです。

続いて、断熱性能向上のための対策です。

外気と室内の熱交換の6~7割がサッシ(窓)でおこなわれていることをご存じでしょうか?

そのため、暑さ寒さ対策においてサッシ周りはとくに重要です。

本来は多層構造のサッシに交換したり、天井裏の断熱工事をおこなうことが望ましいのですが、賃貸マンションの場合、そう簡単には大がかりな工事の実施は難しいため他の手を考える必要があります。

たとえば、窓ガラスに断熱シートを貼ることです。

外気と室内との間に空気の層を設けることで断熱性能の向上を見込めます。

ちなみに、梱包するときに使うビニールの緩衝シートを使うと断熱シートと同等の効果が得られ、材料費も安く済むのでおすすめです。

最後に気密性への対策です。

一般的に、賃貸マンションはグレードが上がれば、気密性が高くなります。

本来、入居者にとっては良いことですが、暑さにおいてはこれが仇となります。

そのため、窓を複数箇所開けて、風のとおり道を作ってあげることで、室内の空気の入替ができるようになります。

なお、外出時に窓を開けっ放しにするのは不用心だと感じる方もいらっしゃると思います。

そういった場合は、24時間換気のスイッチを入れたり、通風孔を開けて、換気扇を回した状態で出かければ、室内の空気が循環することになるのでおすすめです。

賃貸マンションの最上階の寒さ対策

冬場に室内が寒くなってしまうのは、外気の影響を受けて室内の熱が外へを逃げていくためです。

寒さへの対策はこの部分を解決していきます。

暑さ対策と同様に窓ガラスに断熱シートを貼るのが有効です。

夏場とは反対に外気から遮断することで外に熱が逃げていくことを防ぎます。

そして、夏場は室内の空気をできる限り入れ替えるようにしましたが、冬場は反対にできるだけ外気を取り込まないような工夫をします。

たとえば、通気口を綴じて封をしたり、窓は極力開けないなどです。

気密性の高さは冬場にこそ本領発揮となるわけです。

さらに、床にはラグマットなど足元の底冷えを防ぐ対策を講じましょう。

少しでも体から熱が奪われないようにするために効果敵な対策です。

まとめ

賃貸マンションの最上階にはたくさんのメリットが詰まった魅力溢れるお部屋です。

しかし、その魅力に隠れ、デメリットが見過ごされてしまうこともあります。

事前にデメリットをしっかり把握しておくことは入居後に予想外のトラブルに遭わないためにとっても大切です。

しかしながら、供給量の少ない最上階のお部屋は探すのも一苦労です。

そういった場合は専用サイトを使って探してみることをおすすめします。

⇒https://www.ielove.co.jp/chintai/theme/topfloor/

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