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- ペットの種類に合わせた適切なお引っ越し方法と必要な手続きをご紹介!
目次
新たなマンションへのお引っ越し。
ペットと一緒にお引っ越しをされる場合は、荷物の手配以上にペットのお引っ越しの手配は大変です。
なぜなら、ペットを運ぶ方法は少なく、選択肢が限られてしまうからです。
この記事では大切な家族の一員であるペットがストレスなく引っ越しできる方法と安心して新生活を迎えるために必要な手続きについてまとめました。
ペットと一緒にマンションに引っ越す3つの方法
引っ越し先のマンションが決まったら、荷物の手配と同じもしくはもっと早くペットの引っ越し手配もおこなうようにしましょう。
ペットの運搬を業者へ依頼する場合、引っ越し先やペットの種類などによって取り扱いしてもらえなかったり、予想以上の料金が必要だったりする場合もあるので、事前に確認しておく必要があります。
ここでは大切なペットとお引っ越しする3つの方法を見ていきます。
ペット専用の運送業者へ依頼する
まずはペットを専門に取り扱う運送業者へ依頼する方法です。
この方法ではペット専門なだけあって幅広い種類のペットに対応している点が特徴です。
また、適度な水飲み・トイレ休憩やケージに収まらない大型ペット用の運搬設備など、ペットの個性に合わせたサービスを提供してくれる点も魅力的です。
なお、飼い主さんが同伴可能なので、ペットにとっても飼い主さんにとってもストレスの少ない移動方法だといえます。
しかし、提供してくれるサービスが充実している分、料金が割高となってしまう場合もあるので、引っ越し先やペットの種類など、ご自身の状況に合わせて事前にシミュレートしておくと良いでしょう。
ペット対応可能な引っ越し業者へまとめて依頼する
大手の引っ越し業者では荷物だけではなくペットの引っ越しにも対応しているところがあります。
しかし、ペットの専門業者と比較してしまうと大型犬や水生生物の取り扱いができないなど、対応できるペットに制限があるため、事前の確認が欠かせません。
とはいえ、対応可能なペットだった場合、荷物の引っ越しとペットの引っ越しとをまとめて依頼できる分、引っ越しに掛かる手間と費用を抑えやすいといえます。
引っ越しに掛ける手間や時間を最小限に抑えたいという方や会社都合の引っ越しで引っ越し費用は会社負担という方にとっては有効な方法です。
ちなみに運搬時にペットと同伴することはできないので、寂しがりな性格のペットなどの場合は避けるようにしましょう。
自分で運ぶ
ペットに余計なストレスを掛けず、業者に依頼するよりは安価に引っ越しをしたい場合は、自分で運ぶという方法があります。
車の移動であればペットのコンディションに合わせて、適度な休憩を取ったり、ずっとそばに居てあげることができるなど、ペットが受けるストレスを最小限に留めることができます。
一方で、水生生物の場合など、梱包や運搬方法が難しい場合、水槽が割れてしまったり、ケージが倒れてしまったりする恐れもあるので、細心の注意をもって当たりましょう。
なお、公共の交通機関を利用する場合、ケージの大きさにより追加料金が必要だったり、保管場所が飼い主さんと離れていたり、そもそも搭乗することができなかったりすることもあるので注意が必要です。
ペットの種類別ベストな運搬方法
ペットには種類によって、適切な運搬方法があります。
飼い主さんとしては大切な家族であるペットにできる限りストレスと与えたくないものです。
ここではペットの種類別に最適な運搬方法をご紹介いたします。
犬にとって最適な運搬方法
まずは、犬が収まるサイズのケージもしくはキャリーケースを用意します。
大型犬の場合はこのケージのサイズが公共交通機関の搭乗判断の基準となるため、あらかじめケージのサイズを測っておく必要があります。
ケージの中には普段から使っているおもちゃやペットシーツなどを入れておくなど、環境の変化を感じさせない工夫が大切です。
また、ケージの保管されるエリアは寒暖差が大きい場合もあるため、冬場は毛布、夏場は冷却シートなどを用意しておくと快適に移動してもらいやすくなります。
さらに犬は乗り物酔いをしやすいため、犬用の酔い止めを飲ませておくと良いでしょう。
そして、万が一に備えて、首輪には名前や住所、連絡先など飼い主さんの情報がわかるものを付けておくこともおすすめします。
猫にとって最適な運搬方法
猫を運搬する場合も、ケージやキャリーケースを用意する点や中に入れるものは犬とほとんど同じです。
しかし、猫は犬に比べ平衡感覚が優れているため、酔い止めと飲ませる必要はありません。
一方で環境の変化に敏感なため、運搬中はケージやキャリーから出さないようにするか、出しても洗濯ネットに入れておくなどの工夫をすると良いでしょう。
ハムスターにとって最適な運搬方法
ハムスターなどの小動物はケージに入れて運ぶようにします。
多少の衝撃でも簡単には鍵が開かないようなものを選び、極力、ケージに振動が伝わらないよう、しっかり固定するようにします。
また、環境の変化に敏感なため、ケージの上から布を被せ視界を遮ることで与えるストレスを軽減することができます。
さらに、温度の変化にも敏感ですので、犬猫同様に冬場の毛布や夏場の冷却シートなどが有効です。
鳥にとって最適な運搬方法
鳥もハムスターなどと同様にケージに入れて運搬します。
猛禽類などの場合、公共の交通機関では搭乗できないこともあるので、事前の確認をおこなうようにしましょう。
また、外部からの刺激を抑えるためにケージの上から布を被せるようにしましょう。
ペットのお引っ越しに必要な手続き
ペットの運搬の段取りが済んだら、自治体などで必要な各種手続きも忘れないようにしましょう。
ペットの種類や自治体によって、手続きをする場所、手続きに必要なものなどが異なりますので、事前に問い合わせをしておきましょう。
犬の引っ越しに必要な手続き
犬が引っ越しをする場合、旧住所のある役所もしくは保健所で登録事項変更届の提出が必要です。
提出と引き換えに犬鑑札を受け取ります。
受け取った犬鑑札は新たな住所のある役所もしくは保険所へ提出し、住所変更の手続きをおこないます。
多くの自治体での犬の登録には登録費用や狂犬病の予防接種証明である注射済み証)の提出が求められます。
この登録手続きは引っ越し後30日以内におこなう必要があり、もし怠ってしまうと20万円以下の罰金となってしまうとても大切な手続きです。
ちなみに日本は狂犬病を撲滅した世界でも珍しい国のひとつです。
1958年以降、国内での発生は確認されていませんが、世界では今もなお。年間4?7万人もの方が狂犬病で亡くなっています。
狂犬病は一度、発症してしまうと有効な治療方法がないため、ほぼ100%死に至る非常に恐ろしい病気です。
狂犬病が日本で発生しないのは犬に対して厳しい管理体制を敷いているためです。
命を守るために、くれぐれも忘れず手続きをするようにしましょう。
指定動物に必要な引っ越し手続き
ワニや蛇など、人に危害を加える危険性のある指定動物に住所変更があった場合は飼育場所変更の手続きをおこなわなければなりません。
手続きは新住所のある都道府県や動物愛護センターなどでおこなうことができますので、必ず手続きするようにしましょう。
まとめ
ペットが引っ越しをする場合、事前の確認と準備が必要です。
そして引っ越し後の手続きが重要になってきます。
ペットに引っ越しがあった場合、自治体のみならず、新居への手続きも必要です。
区分マンションの場合は管理組合へ、賃貸マンションの場合は管理会社に対して手続きをおこないます。
ペットの種類や大きさによっては管理規約で飼育が禁止されていたり、入退去の際に高額な費用の支払いが必要な場合もあります。
当然のことながらペット飼育不可のマンションでペットを飼うなどもってのほかです。
ペットの飼育ができるペット共生型マンションではペット専用の足洗い場やペット乗車中サイン付きエレベーター、ペット対応クロスなど、飼い主さんやペットが快適に過ごせる設備が整っています。
ペット共生型マンション専用のサイトもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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Writer この記事を書いた人
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