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- オープンハウスとは?マイホーム購入前・完成後に開催するメリットを解説
目次
マイホームの購入を検討していると、街で見かける「オープンハウス開催中!」という文字が気になりますよね。
オープンハウスはマイホーム購入前に足を運ぶだけでなく、マイホーム完成後に新築見学会として開催することもある不動産のイベントです。
今回はマイホーム購入前に知っておきたい不動産用語として、オープンハウスをピックアップしてご紹介します。
オープンハウスとはどんなものなのか確認することはもちろん、買主側の見学メリット、施主側の開催メリットも必見です!
「家を買うとき、オープンハウスへ足を運ぶべき?」「家を建てたら、オープンハウスを開催するべき?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
オープンハウスとは?モデルハウスや住宅展示場との違いは?
オープンハウスとは、売りに出されている一戸建てやマンションなどの物件を自由に内見できるイベントで、オープンルームと呼ばれることもあります。
また新築住宅完成後、ハウスメーカーがすすめる販促の一環としてオープンハウス(新築見学会)を開催し、自慢の我が家を披露するケースもあります。
オープンハウスと同様、一戸建てやマンションを内見できる催しとしてモデルハウスや住宅展示場がありますが、オープンハウスはそれらとどういった違いがあるのでしょうか?
ここではまず、それぞれの定義を確認しながらオープンハウスとの違いについて見ていきましょう。
<モデルハウスとオープンハウスの違いとは?>
モデルハウスとは、これから建てられる一戸建てやマンションの造りや雰囲気、間取りなどを確認するため、実際の物件とは別に設けられるものです。
新築物件や注文住宅などの場合、販売店がモデルハウスを用意して購入希望者を案内することがあります。
モデルハウスがない新築・中古物件では、写真などで見比べて気に入った物件を見せてもらうこともできますが、その場合は不動産会社に連絡を入れて見学の予約を取らなければなりません。
モデルハウスを見学する際も、販売店に予約を入れて担当者と一緒に内見するのが一般的です。
これに対してオープンハウスは、実際に売りに出されている家を内見できるのが大きな違いでしょう。
開催時間内であれば、誰でも見学できるオープンハウスは予約不要のため、通りがかりにふらりと立ち寄ることも可能です。
<住宅展示場とオープンハウスの違いとは?>
住宅展示場とは、ハウスメーカーが販促活動のために建てる仮想住宅です。
住宅展示場はモデルハウスと同じく、実際に見学した家を購入することはできず、主にハウスメーカーがどんな家を建てるのか、どんな特徴があるのかを確認するためのものといえるでしょう。
これに対してオープンハウスは実際の家を内見できることから、細かな間取りや造り、日当たりなどもしっかり確認できることが大きな違いとなります。
オープンハウスとは?マイホーム購入前に足を運ぶメリット
オープンハウスは売りに出ている家を実際に、しかも気軽に内見できるイベントということですね。
そうした特徴を踏まえ、ここでは買主側に立ってマイホーム購入前に足を運ぶメリットについて見ていきましょう。
<買主としてのメリット①予約不要で気軽に内見できる>
オープンハウスはモデルハウスや住宅展示場と違い予約する必要がなく、開催時間内であれば自由に内見できることが大きなメリットです。
「忙しくて、いつ行けるかわからない」という場合でも、思いがけず空いた時間に立ち寄れるのはうれしいですよね。
マイホーム購入に前向きな方はもちろんマイホーム購入はまだ先と思っている方も、予約いらずのオープンハウスなら気軽に見学できそうです。
<買主としてのメリット②購入後のイメージがつかみやすい>
オープンハウスは基本的に家具などがない状態で開催されるため、実際の家の広さや間取りのイメージがつかみやすいというメリットもあります。
間取り図だけではわからない日当たりや窓からの眺めなども、実際に見て確認できるので安心感があります。
また装飾を施した展示場仕上げとは違う、実際のクオリティが見られるのもオープンハウスならではの特徴です。
オープンハウスを訪れる際は、メジャーを持参したり、手持ちの家具のサイズなどをメモして行くのもおすすめですよ。
<買主としてのメリット③すみずみまでゆっくり見学できる>
オープンハウスは自由に出入りできることにくわえ、納得がいくまで見学できるのも魅力の1つです。
時間を気にせず誰に気兼ねすることなく、確認しておきたいところをすみずみまでゆっくり見学することはマイホーム購入の大きな助けとなるでしょう。
見学していて、もしも疑問点があった場合は常駐している担当者に質問することもできます。
購入を前向きに検討する場合は購入資金や住宅ローンについても、その場でじっくり相談してみましょう。
オープンハウスとは?マイホーム完成後に開催するメリット
購入前の確認としてメリットの多いオープンハウスですが、マイホーム完成後、担当のハウスメーカーにすすめられて新築見学会として開催することもあります。
ここでは、マイホーム完成後にオープンハウスを開催するメリット・デメリットをまとめてみましょう。
<施主としてのメリット>
マイホームを建築すると、ハウスメーカーが新築見学会としてオープンハウスを提案してくることがあります。
ハウスメーカーとしては、自社が手がけた新築の家を多くの方に見てもらうことで、今後の販促につなげられるというわけです。
こうしたケースでは、オープンハウス開催に掛かる費用はハウスメーカーが負担し、場合によっては謝礼が出たり、建築費用を安くしてくれたり、無料でサービス工事をおこなってくれることもあります。
また完成後にオープンハウスを事前に開催することが決まっていれば、施工会社やハウスメーカーの意識が高まり、より良いクオリティが期待できることもメリットといえるでしょう。
また施主自身も、細部までこだわり抜いて完成させた注文住宅であれば、マイホームを夢見る多くの人々に広く見てもらえる楽しさや喜びもあります。
<施主としてのデメリット>
こだわりのマイホームを披露するオープンハウスは、ハウスメーカー主導でおこなわれるとはいえ施主として注意するべきデメリットもあります。
新築見学会としてオープンハウスを開催すると、多くの方が訪れてすみずみまで見学するため、何らかのアクシデントによって新築の我が家に傷が付いてしまうこともあります。
オープンハウス後、引き渡しまでの間に傷が判明すればハウスメーカーに修繕してもらえますが、引き渡し後に気づいた場合はそうした対応をしてもらえない可能性があります。
またオープンハウスの性質上、建築や設備などの費用明細を広く開示することになるのも注意ポイントです。
まとめ
今回は、マイホーム購入予定の方に向けてオープンハウスについて取り上げ、モデルハウス・住宅展示場との違いや特徴をピックアップしてお伝えしました。
オープンハウスはマイホーム購入前に足を運ぶメリットが多いだけでなく、マイホーム完成後、施主として開催するメリットもあります。
ただし施主として開催する場合は注意するべきデメリットもあるため、家族やハウスメーカーと相談しながら検討してみてくださいね。
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