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賃貸物件の角部屋と中部屋の違いや定義は?メリット・デメリットを比較!

いえらぶコラム編集部

賃貸物件の角部屋と中部屋の違いや定義は?メリット・デメリットを比較!

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賃貸物件選びは立地や沿線、間取りなどさまざまな条件を絞り込んで決めていきますよね。

マンションやアパートなどの集合住宅では、さらに「角部屋にするか?中部屋にするか?」という選択肢もありますが、賃貸物件を探し始める前から希望を明確にしている方は少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、マンションやアパートなど集合住宅の賃貸物件を選ぶ際に知っておきたいポイントとして、角部屋と中部屋の違いや特徴をご紹介します。

角部屋のメリット・デメリットも中部屋と比較しながらまとめていますので、これから賃貸物件を探そうとお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

賃貸物件の角部屋と中部屋の違いは?それぞれの定義と特徴を解説

複数の部屋がある賃貸マンションやアパートには、ほとんどの場合、角部屋と中部屋が存在します。

ここではまず角部屋と中部屋の違いを明確にするため、それぞれの定義と特徴を確認しておきましょう。

賃貸物件の角部屋と中部屋の違いは?それぞれの定義と特徴を解説

<集合住宅における角部屋の定義や特徴は?>

賃貸に限らずマンションやアパートは、各階に複数の部屋が横並びになっているのが一般的です。

角部屋とは、そうした複数の部屋のなかでも両端に位置する部屋のことと定義されています。

小さなマンションやアパートであれば角部屋の割合は多くなり、基本的には1フロアにある部屋数が多くなるほど角部屋の割合は減って希少性が高くなります。

ただし部屋数の多い物件であっても、タワーマンションのように1フロアの戸数が少なく階数の多い場合は角部屋の割合が高くなる特徴があります。

またマンションやアパートの形状によっては、部屋数が多くても角部屋を多く配置するよう工夫されているものもあるため、角部屋の割合は物件によって変わってきます。

<集合住宅における中部屋の定義や特徴は?>

上記のように定義された角部屋に対して中部屋は、両サイドに隣室が接している部屋のことです。

角部屋のメリット・デメリットは後ほどご紹介しますが、角部屋と中部屋の違いを知るうえで欠かせない中部屋の特徴としては、以下のようなものがあります。

●角部屋より部屋数が多く選択肢が豊富

●外気温の影響を受けにくい

●壁面が多いため家具のレイアウトがしやすい

●外からの騒音が気になりにくい

●家賃が割安な場合が多い

●上下左右からの物音が聞こえやすい

●日当たりが悪い場合がある

●プライバシーが保ちにくい

上記のような中部屋の特徴については角部屋のメリット・デメリットにも密接に関係してくるため、この後、詳しく見ていきましょう。

賃貸物件で角部屋を選ぶ4つのメリット

角部屋と中部屋の違いや定義、特徴が大まかにわかったところで、賃貸物件選びで角部屋を選ぶメリットを見てみましょう。

角部屋は中部屋に比べて、日々の暮らしを快適にするメリットがより多いのが特徴です。

賃貸物件で角部屋を選ぶ4つのメリット

<メリット1.日当たりや風通しが良い>

各フロアの端に位置する角部屋は、その配置から中部屋に比べて窓が多く配置されています。

たとえば南東の角部屋なら、南側と東側に窓があるため、1日中、日当たり良好で風通しも良くなります。

そのほかにも窓が多いことから開放感がある、立地や階数によっては眺望が楽しめるといったメリットもあります。

<メリット2.隣室への気遣いが少ない>

中部屋に比べて隣接する部屋が少ない角部屋は隣室の生活音が気になりにくく、比較的快適に暮らせるというメリットもあります。

もちろん自分の出す生活音も隣室に響きにくくなるので、生活サイクルが不規則で隣室に気遣いが必要な方にも角部屋がおすすめです。

さまざまなタイプの人が暮らす賃貸マンションやアパートでは生活音による隣人トラブルも少なくないため、そうしたリスクを低減できるのはとても助かりますよね。

<メリット3.静かでプライバシーが保ちやすい>

フロアの端に位置する角部屋は、中部屋に比べて玄関ドア前の往来が少ないものうれしいメリットです。

賃貸マンションやアパートの共用廊下は住人だけでなく宅配ドライバーや管理人、各種点検スタッフなど意外に多くの人が往来します。

ほかの部屋への動線上にある中部屋では不特定多数の人が頻繁に通るのに対し、角部屋では往来が少なく静かに暮らせ、プライバシーも保ちやすくなります。

<メリット4.バルコニーが2方向にある場合も>

中部屋のバルコニーは1方向ですが、角部屋では2方向にバルコニーが付いている場合があります。

バルコニーが2方向に付いていれば、1方向を洗濯物を干すスペース、もう1方向をガーデニングなど趣味のスペースとして使うことも可能です。

またバルコニーだけでなく角部屋は中部屋より間取りに余裕がある場合も多いので、同じ賃貸物件で角部屋と中部屋が空いていたら、ぜひ両方の間取りを比較してみましょう。

賃貸物件で角部屋を選ぶ4つの気になるデメリット

角部屋は中部屋に比べて多くの魅力的なメリットがありますが、その一方、中部屋にはないデメリットもあるのでチェックしておきましょう。

角部屋のデメリットも上記メリットと同じく、中部屋の特徴と表裏一体であることが多いのが特徴です。

賃貸物件で角部屋を選ぶ4つの気になるデメリット

<デメリット1.外部からの騒音が気になる>

メリットでもお伝えしたとおり、両サイドに隣室が接していて1方向にのみバルコニーがある一般的な中部屋と比べると、窓やバルコニーが多い角部屋は外部からの騒音が伝わりやすいというデメリットがあります。

たとえば交通量の多い幹線道路に面していたり、人通りが多かったりする場合は窓から騒音が伝わりやす傾向があります。

<デメリット2.家賃が割高になる>

角部屋は中部屋に比べて戸数が少なく人気も高いことから、同じ階数、同じ間取りでも家賃が割高に設定されやすくなっています。

家賃分のメリットを十分に活かせる方には向いていますが、日中、家にいる時間が少ない方やほかのデメリットが気になる方は家賃が割安な中部屋のほうが向いているかもしれません。

<デメリット3.家具の配置が限られる>

壁面の多い中部屋に対し、角部屋は窓が多いぶん壁面が限られており、さらに部屋の角に梁が出ているなど変則的な形状をしているものも少なくありません。

そのためベッドや背の高い家具が置ける場所が限られることも、暮らしてみると思いのほか不便を感じることがあります。

また窓の多い角部屋に入居する場合は、カーテンやブラインドを買い足す出費も多くなるので注意しましょう。

<デメリット4.夏は暑く冬は寒い>

室温が外気の影響を受けやすいのも、窓が多いことによる角部屋のデメリットでしょう。

日当たりの良い角部屋は夏に室温が上がりやすいため冷房費がかさみ、窓から暖気が逃げやすい冬の暖房費も高くなる可能性があります。

ただし二重窓や断熱材で対策している角部屋では、こうした心配が抑えられるので内見の際に確認してみると良いでしょう。

まとめ

今回は賃貸物件選びのヒントとして角部屋と中部屋の違いや定義、さらに角部屋のメリット・デメリットをピックアップして紹介しました。

角部屋は中部屋より希少で快適性が高いなどメリットが多いことから人気を集めていますが、そのぶん中部屋より家賃が割高になるなどのデメリットもあります。

いずれにしても賃貸物件に求める条件は人それぞれなので「角部屋と中部屋のどちらが自分に向いているか?」物件探しの前に、一度考えてみると良いかもしれませんね。

いえらぶコラムでは、今回ご紹介したような、住まいに関するお役立ち情報をご紹介しております!

ぜひチェックしてみてくださいね。

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