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- 資産運用をするなら不動産がおすすめ!よくある疑問とリスクの対策を知ろう!
目次
昨今の経済状況や将来への不安から、資産運用に興味を持つ方が増えています。
資産運用をして老後の生活資金に充てたり、別の収入源として持つことで安定した収入を得られたりなど、多くのメリットがあります。
しかし、資産運用のなかでも不動産や株などがあり、どれをはじめたらいいのか不安になることも多いでしょう。
また、リスクを考えると、なかなかはじめられないという方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では資産運用とは何か、不動産運用のリスクと対策についてご紹介します。
不動産運用でよくある疑問についても取り上げるので、「不動産を運用して利益を得たい」という方はぜひ参考にしてください。
資産運用とは?
「資産運用」という言葉はよく聞きますが、そもそもどういった意味なのでしょうか?
利益を得る方法も含めて、資産運用について細かく見ていきましょう。
<資産運用とは>
資産運用とは金融商品や自己資金を活用して、資産を増やしていくことです。
活用するものとしては債券や投資信託、預貯金や不動産などがあり、金融商品の種類によって価値が大きく動くものや値動きがほとんどないものがあります。
比較的ローリスクといわれている預金、債券はリターンも少なくなりますが、FXや仮想通貨などのリスクが高いものはリターンも大きくなります。
それぞれの特徴を知って、投資の目的に合わせながら運用していくことが重要です。
<長期的な収入を得るなら不動産運用がおすすめ>
資産運用のなかでも、大家として賃貸アパートや賃貸マンションを経営する不動産運用は、不労所得が得られる運用方法としてイメージしやすいでしょう。
不動産運用の主な収入源は家賃であり、入居者がいる限り安定して収入が得られることが期待できます。
株式投資やFXだと短時間で金額が大きく変動することもありますが、不動産の場合は、収入となる家賃の金額はあまり変わりません。
そのため、長期的な安定した収入を得ることが可能です。
さらに、家賃収入を得る以外に相続税対策としても有効であるため、資産を受け継いでいきたい場合はメリットが大きいでしょう。
>>不動産購入が相続税対策になるって本当?ほかの利用できる特例についても解説!
>>マンションの相続税はどう評価される?減税できる特例もご紹介
<賃貸経営以外で稼ぐ方法とは>
不動産運用は、賃貸に出し家賃収入を得るだけではありません。
不動産を売却し売却益を得たり、その売却益を債権や投資信託に充てたりして、収入ゲットを目指すといったやり方もあります。
これらの方法のメリットは、不動産を所有し続けるリスクを減少できることです。
不動産は築年数が経つにつれて資産価値も下がり、うまく活用できなければ負の遺産となってしまいます。
投資先を分ければリスク分散も可能なので、賃貸経営は怖いといった方におすすめです。
不動産運用の疑問
不動産運用はよくわからないままはじめてしまうと、「もっとこうすればよかった」と後悔してしまします。
不動産運用には必要な資格などはありませんが、事前の予備知識を付けておくことは重要です。
ここでは、不動産運用でよくある疑問について取り上げます。
<どうやって儲けるの?>
先ほどもお伝えしたように不動産運用の収入は、家賃がメインとなります。
そこから管理会社に支払う管理費や修繕費、固定資産税などのランニングコストが差し引いたものが利益になります。
ランニングコストのなかでも、修繕費は建物が古くなればなるほどかかるので、注意が必要です。
>>アパート経営はどんな税金がかかる?節税対策もあわせてご紹介
<初期費用はどれくらい必要?>
不動産運用の初期費用としては、不動産購入費用や取得にかかる税金、火災保険料や管理委託費、集客の広告費用などがあげられます。
不動産をすでに所有している方であれば、不動産購入費用や火災保険料はかからないので、初期費用を抑えられるでしょう。
また、不動産を運用する際にはローンを借り入れることが可能なので、少ない自己資金で始められますよ。
>>マンションを購入して貸し出すにはどうすればいいの?マンション経営の流れやメリット、コストを知っておこう!
<どんな不動産だと儲かる?>
所有しているアパートやマンションが古いと、入居者が集まるか不安に感じる方もいるでしょう。
しかし、賃貸物件の需要は築年数だけでは決まりません。
建物の状態や駅から近いかどうか、周辺に商業施設が充実しているか、治安がよく騒音がないかなども重要です。
さらに、不動産がある地域の賃貸ニーズを見極めて、賃貸経営をするか決めるとよいでしょう。
<不動産会社・管理会社はどうやって選べばいい?>
不動産会社や管理会社は、不動産を運営していくうえで大切なパートナーとなります。
実際に入居者を募集したり不動産を管理したりするのは、不動産会社や管理会社です。
ネームバリューがある大手の業者の方もよいですが、地域密着型の業者はその地域にあった経営をサポートしてくれますよ。
不動産運用のリスクと対策
資産運用には、必ずリスクが存在します。
不動産を運用するときも同じで、家賃収入が得られる代わりにさまざまなリスクがあります。
事前にどのようなリスクがあるのか知って、正しく対策しましょう!
<空室リスク>
不動産運用でもっとも注意すべきリスクは、空室リスクでしょう。
入居者が決まらなければ家賃収入が得られず、その期間は利益が生まれません。
不動産を選ぶ際には、駅まで徒歩5分以内の物件や新築・築浅の物件を購入するようにしましょう。
また、空室が続くようであれば家賃や敷金・礼金を見直す必要があります。
<老朽化リスク>
建物は、必ず老朽化します。
老朽化すると建物の状態が悪くなったり設備が古くなったりして、需要が下がるケースが多いです。
修繕費の負担は上がりますが、需要の低さから家賃を値下げしなければならない可能性もあるでしょう。
対策として、日頃から設備の点検を欠かさず、細かな修繕をおこないましょう。
早めに修繕すれば、その分かかる時間や費用を抑えられますよ。
>>築年数が古い物件はデメリットだけではない?特徴と選ぶポイントを知ろう!
<金利上昇のリスク>
ローンを借り入れて運用するなら、ローン返済費もコストとしてかかります。
現在は超低金利時代と言われるほどローンが借りやすくなっていますが、これ以上下がるとは考えにくく、いずれ金利は上昇するでしょう。
金利上昇のタイミングによっては、経営に影響が出てしまうかもしれません。
自己資金を増したり固定金利で借り入れたりなどして、金利上昇リスクに対策しましょう。
<どんな人が不動産運用に向いている?>
不動産運用に向いているのは、長期的に物事を考えられる人です。
基本的に30年近くのローンを組んで不動産を購入するので、不動産運用はマイナスからのスタートになるのが一般的です。
そのため、長い期間で収支バランスが見えないと失敗してしまうでしょう。
資金計画をしっかり立て、長期的に利益を得ていく視点が必要です。
まとめ
不動産運用は、誰にでも始められる資産運用の方法です。
リスクや注意すべき点はありますが、うまく経営できれば安定した収入を得られます。
はじめる前に知識やリスクを知って、自分にあった不動産運用をしましょう。
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