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- タワーマンションの最上階ってどうなの?低層階もおすすめな理由とは
目次
長年、不動の人気を誇るタワーマンション。
タワーマンションに住むことは、憧れの対象でもあります。
特に最上階は眺めがよく人気が高いため、中古・新築に関わらず価格が高い傾向にあります。
多くの人が憧れるタワーマンションの最上階ですが、眺望がよいこと以外にもさまざまなデメリットがありますよ。
今回は、タワーマンションのメリットやデメリットについてお伝えします。
ほかにも、低層階に住むメリットについてもお伝えしていきますので、タワーマンションの購入、または賃貸として借りるか検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。
タワーマンションの最上階のメリットとは?
はじめに、タワーマンション最上階の人気の秘密を解説します。
メリットもさまざまなものがあるので、チェックしてくださいね。
<タワーマンションの最上階に暮らすメリット①開放的な眺望が楽しめる>
一番のメリットとしてあげられるのが、タワーマンションの最上階はほかに同じようなタワーマンションが建っていなければ、周りの建物の影響を受けないので眺望がよいことでしょう。
カーテンを閉めずに他人の目を気にすることなく過ごせるため、開放感を味わえます。
<タワーマンションの最上階に暮らすメリット②セキュリティ面でも安心>
タワーマンションの最上階は外から室内への侵入は不可能に近いため、防犯面でもメリットがあると言えます。
一戸建てやアパートなどの1階や2階は、簡単に外から侵入することができるため、空き巣犯に狙われやすいです。
一方、タワーマンションの最上階は玄関などの施錠をしっかりおこなっていれば、空き巣犯に狙われる可能性は低いと言えるでしょう。
さらに、タワーマンションはほとんどの物件がオートロックのため、セキュリティに関して心配する必要はありません。
共用のエレベーターを利用する際も、部屋がある階以外には止まらないような仕組みになっているところもあり、かなり安全性は高いと言えます。
<タワーマンションの最上階に暮らすメリット③生活しやすい立地>
最上階に限らずタワーマンションは、駅から近くアクセスがよいこともあげられます。
タワーマンションは駅周辺の再開発とともに建てられたものが多く、駅から直結していたり、1階がテナントスペースになっていることも多いのでスーパーやコンビニ、大型商業施設が複合していたりと、日々の生活を快適に送ることができるでしょう。
<タワーマンションの最上階に暮らすメリット④充実した共用施設>
こちらもタワーマンションの最上階に限ることではありませんが、共用施設が充実している点もあげられます。
フィットネスジムやプール、シアタールーム家族や友人が遊びに来た際に利用できる宿泊スペースなどが完備されており、生活に便利なサービスが充実していることが多いですよ。
<タワーマンションの最上階に暮らすメリット⑤資産価値が落ちにくい>
タワーマンションは住む・賃貸に出す・売却するなどの、どの場合にも高いメリットがあります。
価格が下がりにくいとされる好立地条件を兼ね備えているため、長期間にわたって資産価値が維持できるのです。
そのため投資目的で海外の投資家が購入することも多く、資産運用として高い人気を誇っています。
意外と多い?!タワーマンション最上階のデメリット
タワーマンションの最上階は眺望がよく、セキュリティ面でも安心できるなどのメリットがありますが、実はデメリットも多いですよ。
くわしく見ていきましょう。
<災害に弱い>
日本は地形などによる、自然的条件から地震が発生しやすい国土です。
タワーマンションは縦に大きいため、地震が発生した場合は長周期地震動によって、マンション自体が長時間揺れるというデメリットがあります。
また、マンションによっては、ポきっと折れないようにあえて弾力性を持たせた構造になっており、強風が吹いただけで揺れることもあります。
人によっては、酔ってしまうこともあるそうですよ。
また、低層階で火災が発生した場合、炎や煙はうえに上がっていく性質があるので高層階に住んでいると逃げ遅れる可能性もあります。
<エレベーターがなかなか来ない>
タワーマンションは居住世帯数も多いので、朝の通勤時間帯は一斉に動き出すため、なかなかエレベーターが来ないことがあります。
時間に余裕を持って行動しないと、イライラしてしまうことも。
また、エレベーターが地震や停電などで停止していると、階段を上り下りしなくてはなりません。
最上階に居住する際は、そのようなことがあることも念頭に置いておきましょう。
<部屋の向きによっては暑い>
周りに日光を遮る建物が建ってなければ、天気がよい日は室内の温度が上がりやすくなります。
景色はきれいですが、夏場はエアコンが効きにくくなることがあります。
<洗濯物が外に干せない>
高層階になるにつれて、風が強くなるので洗濯物が干せなかったり、飛ばされてしまったりすることがあるので、外に洗濯物が干せないこともあります。
また、ベランダに物を置いていると落ちてしまう可能性もあるので注意する必要があるでしょう。
<固定資産税が高い>
もともと、マンションの取引価格は階数によって異なります。
にもかかわらず、固定資産税はマンション全体で平均され負担金額が決められます。
低層階の住民からすると、不平等に感じるのは当然ですよね。
そこで政府は、2018年以降に建てられた20階以上(60m以上)のタワーマンションは税制改正により、階数によって固定資産税が評価されるように定めました。
中層階から1階上がるごとに約0.26%増税され、中層階から1階下がるごとに約0.26%減税される仕組みになりました。
このため、最上階の固定資産税は、低層階と比較するとかなり高くなることがわかります。
タワーマンションに住むなら低層階もおすすめ!
ここまで、タワーマンションの最上階のメリットやデメリットについてお伝えしてきましたが、景色にこだわらないという方には低層階もおすすめですよ。
具体的なタワーマンションの低層階に住むおすすめポイントとして、まず一番にあげられるのは高層階に比べて価格が安いことです。
これは購入に限らず賃貸物件にも言えることで、家賃も安く借りられるでしょう。
高層階と同じようにマンションの共用施設が利用できるため、費用を抑えつつタワーマンションならではの恩を受けることができる点はおすすめですよ。
また、高層階だとエレベーターがなかなか来ないデメリットをお伝えしましたが、低層階なら階段での上り下りもあまり苦にはならないので朝の通勤ラッシュ時間もスムーズに外出できるでしょう。
ほかにも、緊急時にも避難しやすい点もメリットとしてあげられます。
低層階ではエレベーターも階段も使えるため、緊急時でもスムーズに避難できます。
高齢の方やお子さまがいる家庭にもおすすめです。
まとめ
タワーマンションの最上階は眺望がよく、開放感を求める方にはおすすめです。
また、外から侵入されにくく空き巣犯に狙われにくいなど、セキュリティ面でも安心です。
それとは反対にエレベーターがなかなか来なくてストレスになってしまったり、固定資産税が高くなってしまったりすることもデメリットとしてあげられます。
費用を抑えて、好立地で充実した共用施設がある物件に住みたいという方には、低層階もおすすめですよ。
タワーマンションで階数に迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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Writer この記事を書いた人
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