不動産売却を成功させるには業者を選べ！業者選びのポイント紹介

不動産業者が家を管理している画像

・不動産業者を選ぶポイント

┗〇信頼できる業者を探そう
┗〇得意分野を知る
┗〇大事なのは大手か中小かではなく、どのような販売活動をするか
┗〇担当営業との相性
┗〇媒介契約の種類

・まとめ

こんにちは！いえらぶコラム編集部です。

不動産売却を検討されている方に向けて、様々なキーワードより不動産売却に関する情報をお伝えしていきます。

今回は不動産を売却するときに依頼する”不動産業者を探すポイント”に関してご紹介します。

仲介にしても買取にしても、不動産業者に依頼するのが一般的です。しかし、どこに依頼するのが良いのでしょうか？CMでよく見るような会社？それとも近くにあるお店？不動産売却においては、この不動産業者探しがまず一つ目にやることだと言えるでしょう。

〇なぜ不動産業者選びが大事なのか？

まず初めに、不動産売却の流れをおさらいしましょう。

売却の流れ

売主は、業者を探して査定を受けてから物件を引き渡すまで、早ければ3ヶ月、長ければ半年ほどはその業者の担当者と二人三脚で売却活動をしていく必要があります。その間の販売活動は業者の手腕が問われるため、業者選びが大事になってきます。

不動産業者を選ぶポイントはいくつかあります。一つ一つ見ていきましょう。

不動産業者を選ぶポイント

〇信頼できる業者を探そう

信頼できる

まずは当然のことですが、信頼できる業者を探すことが良い売却活動のための第一歩です。信頼できる業者とは、宅地建物取引業の免許を所持していること・実績があること・行政処分を受けていないこと、を基準に考えます。

確認する方法は、国土交通省のサイトで確認できます。

【宅地建物取引業者名簿を見る方法】

・国土交通省地方整備局

・各都道府県の不動産業を所轄する部署

また、行政処分を受けているかどうかの確認は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索システム」で確認することができます。

念のために、依頼しようとしている不動産業者が免許を所持しているか・過去に行政処分を受けていないかなどを確認しておくことをお勧めします。

〇得意分野を知る

得意分野を知ること

不動産業者だからといって、不動産に関するすべてを網羅しているわけではありません。不動産の業務は主に大きく３つに分かれます。「売買」・「賃貸」・「買取」です。この中で、不動産を売却するためには、売買を専門にしている業者に依頼する必要があります。その中でも、また得意・不得意分野は細分化されていきます。例えば、一軒家の物件に特化している業者にマンションの売却を依頼するのは違いますし、都内に特化している業者に違う県の物件を依頼するのも違いますよね。依頼する前に、その業者の取り扱っている内容やこれまでの実績をHPなどで調べておきましょう。

〇大事なのは大手か中小かではなく、どのような販売活動をするか

不動産業者を選ぶ上で、企業の規模や認知度で選ぶ人は多いかと思います。信頼できるか分からない業者より、よくCMをやっているような有名な企業に任せるのは確かに安心ですね。しかし、大手には大手の、中小には中小のメリット・デメリットがそれぞれ次のようにあります。

企業のメリット・デメリット

大手企業なら信頼もありますし、人手が豊富で最新の情報に敏感な点がメリットです。一方で、広範囲で展開しているために特定地域の情報には弱い面があります。

中小規模の業者の場合は、特定の地域密着型のために、独自の顧客や情報を持っている可能性があります。また、その地域に住んでいる人が多いため、不動産の事以外の相談もできることがあります。地域密着型な半面、他の地域に対応しきれない面がデメリットと言えます。

業者を探す場合は、規模や認知度よりも大事なことがあります。それは「どのような販売活動をしてくれるのか」です。確かに大手のほうが抱えている顧客の数などは多いかもしれませんが、それでスムーズに買主が見つかるとは限りません。買主が見つかるようにどのような販売活動をしてくれるのか、そして、万が一見つからなかった場合には保証はあるのかなど、業者が提供してくれるサービスから考えることも検討しましょう。

不動産業者が提供しているサービスは、主に下図のようなものがあります。

不動産業者が提供しているサービス一覧