- いえらぶ不動産コラム>
- 住まいのノウハウ>
- 【マンション査定】マンションを高く売るコツや見られるポイントは何?
目次
マンション査定を受けたいけど、
「マンション査定はどういう流れで受ければいいの?」
「高く売るにはどうしたらいい?」
「事前にしておくべきことはある?」
など疑問が多く、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
マンションの査定は人生のなかでそう何度も受けるものではないので、わからないことも多いですよね。
さらに、どうせ大切な資産を売るなら、なるべく高く売りたいもの。
そこで、今回はマンション査定の流れから方法、高く売るコツなどをお伝えします。
マンション査定の流れと事前準備
マンション査定の流れと、知っておきたい事前準備についてお伝えします。
査定の流れや基本知識、事前準備を知っておけば高い査定額を引き出せるかもしれません。
<必要な事前準備>
<1.相場を知っておく>
マンション査定を受ける際は、事前に相場を把握しておきましょう。
マンションの査定額についてよく知らなくても、事前に相場を把握できると、不動産会社の適切な査定額がわかります。
相場を確認するには、不動産のポータルサイトで似た条件の物件価格を確かめたり、国土交通省の土地総合情報システムを利用したりするのがおすすめです。
また、ポータルサイトの物件は売りに出されている価格が掲載されています。
そのため、査定を検討しているマンションが実際にその価格で売れるとは限りません。
あくまで参考として利用しましょう。
<2.必要な書類の準備>
マンション査定を受けるために、必要な書類があります。
・登記事項証明書
・固定資産税納税通知書
・測量図や間取り図、地積測量図
・建築確認済証
以上、主にこれらの書類を用意しましょう。
他にも必要な書類があるので、スムーズにマンション査定を受けられるように、不動産会社に事前に確認しておくと確実です。
<3.不具合のある設備は修理しておく>
事前に不具合のある部分を修繕しておくことで、いい印象を与えられます。
例えば、障子やクロスなどの張替え、外壁の塗り替えや洗浄、立て付けが悪いドアがあれば直しておきましょう。
設備などは専門の業者に依頼しますが、簡単な修理はご自身で済まし、コストをなるべくかけないことが大切です。
<マンション査定の流れ>
事前の準備が整えば、いよいよマンション査定を受けることになります。
<1.不動産会社に連絡>
不動産会社に、マンション査定を依頼しましょう。
ここで大切なのは、複数の不動産会社の査定を受けることです。
不動産会社によって得意なエリアや分野があるため、査定額は大きく変わることも。
また、これまでの取引事例も見てみましょう。
とくに確認したいのが、売却するマンションと同じ条件の取引事例です。
直近で同じような条件のマンションがどれくらいの値段で売れたのかを、不動産会社に聞きます。
そこできちんと明確に答えてくれる不動産会社なら、売却力があり信頼に値します。
「もっと高く売れたかも」と後悔をしないためにも、不動産会社を比較検討しながら進めてくださいね。
<2.媒介契約と売却契約>
希望する不動産会社を決めたら、媒介契約を結びます。
媒介契約を結んだ不動産会社は、あなたのマンションを売却するために活動してくれます。
内覧希望者の対応などもしてくれ、スムーズに売却活動ができますよ。
また、媒介契約を結び無事売却できた場合は、仲介手数料が必要です。
これは宅地建物取引業法により上限額が定められおり、以下のように計算します。
・200万円以下:売買価格の5%
・200万円を超えて400万円以下:売買価格の4%
・400万円を超える:売買価格の3%
<4.マンションの引き渡しと確定申告>
マンションの売却契約を結んだ後は、いよいよ引き渡しです。
マンションの売却価格から仲介手数料や売却費用、マンションの購入費用を引いて、プラスになれば譲渡所得税の納税義務が発生します。
その場合、売却した翌年2月16日~3月15日の期間に、確定申告を忘れずに行いましょう。
査定額が決まるポイントは?
不動産会社は、どこを見て査定額を決めるのでしょうか?
ここでは、査定額に関わるポイントをご紹介します。
<査定額のポイント①築年数>
やはり建物は築年数が経つにつれ、老朽化してしまいます。
そのため築年数はマンションの査定額に大きく影響を与え、基本的にマンションが古ければ古いほど査定額は低いです。
内装や外装が綺麗でも構造の部分が劣化するので、マンションの購入後から売却価格は下がることを覚えておきましょう。
<査定額のポイント②立地の良さ>
立地条件は、査定額に大きく関わるポイントです。
交通の便や周辺環境がいいマンションだと、高く評価されます。
例えば、最寄り駅まで距離が近かったり学校や会社が集まるエリアだったりすると、マンションの需要が高くなるので査定額も上がります。
また、スーパーや生活施設が充実していると利便性が高いと評価されるのでプラスです。
<査定額のポイント③内装>
マンションの室内が汚れていたり設備が汚れていたりすると、査定額は下がります。
とくによく使用する水回りの設備などは劣化している可能性が高いので、注意して確認しましょう。
<査定額のポイント④共有部分>
エントランスや駐車場など入居者が共有する部分が「綺麗な状態であるか」「メンテナンスがされているのか」は、査定額が変わるポイントです。
また、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティがしっかりいると、査定額の評価が高くなります。
高く売るためのコツ
マンションを高く売るためには、できるだけマンションの状態を綺麗にすることが大切です。
ご自身で簡単に修繕できそうな部分は、清潔にしておくほうがよいでしょう。
しかし、高く売却するためのリフォームやハウスクリーニングなどは必要ありません!
とくに築年数が経っているマンションだと、購入後にリフォームをしたい購入希望者もいます。
リフォームをして販売価格に費用を上乗せするほうが、損になるケースも多いことを認識しておきましょう。
また、これまでお伝えしたように、売却時点で査定額を上げるためにできることは、意外と少ないです。
マンションの評価を上げるには、それなりの費用をかける必要があります。
さらに、そのコストも回収しなければならず、収益性がある売却を行うことが難しくなる可能性もあります。
そのため、「評価額を高く上げてくれる不動会社を見つけること」が、マンションを高く売るためコツと言えそうです。
複数社で比較検討し、信頼できる不動産会社を見つけてくださいね。
まとめ
マンション査定の流れと、査定額に影響するポイントについてお伝えしました。
納得の行くマンション査定を受けるには、まず査定の大まかな流れを把握しておきましょう。
そして、査定で見られるポイントを押さえ、売却に備えて準備することが大切です。
しかし、少しでも高く売るためには、不動産選びが重要!
マンションを早く売る必要がない方は、なるべく不動産選びに時間をかけながら売却活動を進めるといいですね。
いえらぶでは、全国の売買マンションや賃貸物件を掲載しております。
マンションの売却で住み替えをお考え中のあなた!
ピッタリな住まいを探しましょう!
人気のファミリー向け物件やペット可の物件、免震構造の物件や駅まで徒歩5分以内の物件など、さまざまな条件に合わせた物件がございます。
ご都合の路線や駅、学区や市区町村などの検索機能から、スムーズに希望する物件を見つけられますよ。
いえらぶでは物件や不動産会社の口コミを見て比較できます。
よりクリアな情報から、あなたにぴったりの
いい家を選んでみませんか?
「いい家」を探す
Writer この記事を書いた人
- いえらぶコラム編集部
- いえらぶコラム編集部は、皆さまの住まい探しに役立つ知識や、暮らしを豊かにする情報を発信していきます。