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マンション売却の流れと高く売れる条件とは?
目次
買い替えや転勤などのライフスタイルの変化により、今住んでいるマンションを売却して引っ越したい、と検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく売るのであれば、誰もが効率的に早く、なるべく高く売りたいと思うのが当然でしょう。
そこで今回は、マンションを売却する時の流れと高く売れる条件について詳しくご紹介致します。
マンション売却時の流れ
1.販売時期の決定
まず売却をする時期を決めましょう。
例えば、学校の入園や進学などの事情で売却を行うケースだと転居を行う期限が決まっています。
新しい住まいへの引っ越しを行うスケジュールを考えて、売却時期を決めると良いでしょう。
2.マンションに関する情報を集める
次にご自身のマンションがどのくらいの価格で売却できるのか、マンションに関する情報を集めます。
駅や交通環境、立地などのアピールポイントを考え査定アップの魅力をピックアップしていきましょう。
3.不動産会社に査定を依頼し媒介契約を結ぶ
一般的に、半年以内に売り切る前提で査定額を算出します。
不動産会社はエリア情報に精通していたり、中古マンションの売却を得意としていたりとさまざまです。
販売実績のある不動産会社を選びましょう。
4.必要書類を揃える
売却する際に必要な書類としては、主に下記4つが挙げられます。
・図面
・パンフレット
・登録済証(権利書)
・固定資産税納付書
さらに、マンション全体に関する下記2つの資料も併せて用意しておくと、打ち合わせがスムーズに進むでしょう。
・管理規約集
・管理組合の議事録
5.修繕の必要ヶ所をチェックする
売却するにあたり、住まいの一部が破損、劣化していたり、ひどく汚れている場合には、修繕やリフォームが必要となる事もあるので、あらためて確認が必要です。
もし判断がつかない場合には早めに不動産会社に相談し対処しましょう。
6.買い手集めと内覧対応
さあ、いよいよ売却活動開始です!
売り出し価格を決めたらマンションを売りに出します。
不動産会社が売却のサポートをしてくれるので、売主は購入を検討している方への内覧対応などをします。
7.マンションを引き渡す
売買代金を決済した後、登記を変更し、マンションを引き渡します。
最後に、確定申告まで済ませたら売却の完了です。
申告期間は売却した翌年の2月16日から3月15日の間で行います。
以上がマンション売却のざっくりとした流れになります。
売却価格の決め方
マンションを売却するにあたり、売り出し価格をいくらに設定するかお悩み方は多いでしょう。
なるべく早く、高く売るのが理想ですが、希望する販売価格だけを追い求めると後悔や損をしてしまう事もあるので注意が必要です。
まず、一番重要なのはご自身がそのマンションを「いつまでに売りたいのか」と「高く売りたいのか早く売りたいのか」を決めることです。
実際のところ学校の入学や住まいの買い替え、転勤などの理由が絡んでいることがほとんどであるため、ある程度スケジュールは決まっているでしょう。
売却期間に余裕が持てる場合は、販売価格を高めに設定して少し様子を見ることができますが、販売期間が長期化してしまうリスクもあります。
例えば内覧対応の手間や時間の負担が増えたり、買い手に売れ残っていると認識されてしまうとさらに売りにくくなります。
その一方で単に通常の販売価格を少し妥協して、低めに設定すると買い手が早く見つけられるでしょう。
そして何よりも大事なことは「売れ残り」にならないことです。
「このマンション、ずっと売れ残っているな」と認識されてしまうとさらに買い手が遠のいてしまい、売れ残り続ける負の連鎖に陥るのです。
ご自身のマンションの相場をしっかり把握し、適正な価格をつけなければ買い手に相手にされなくなってしまうリスクもあるでしょう。
では、マンションを高価格で売却できる条件と高価格で売却するためにできることを紹介していきます。
高価格になる条件
1.立地が良い
まず、高価格になる条件として一番にあげられるのが、アクセスの良さです。
交通環境はもちろんのこと、駅から最低でも10分以内の距離にあり、近くに商業施設や教育施設があることです。
また近くに公園や散歩道があるなど、住環境が充実しているとさらに好条件となるでしょう。
2.築年数が浅い
当然ながらマンションを売却するにあたり、築年数も大きく関係します。
築年数が浅ければ、内装や設備がまだ新しく、リフォームや修理をする必要がないため、下落幅が少ない価格で取引が期待できるでしょう。
3.スタンダードな間取り
個性的な間取りよりも、スタンダードな間取りは比較的高く売れる傾向にあります。
マンションの間取りに多い、2LDKや3LDKなどの物件はカップル向けやファミリー向けの物件だと言われており、その中でも特に需要が高いのが3LDK。
子どもがいる家庭や将来、家族が増える予定のあるカップルには人気な間取りと言えるでしょう。
高価格で売却するためにできること
内覧の際には普段通りというわけにはいきません。
少しでも好印象を持ってもらうために工夫する必要があります。
しっかりポイントをおさえて準備することで売却をスムーズに進めましょう。
1.「明るさ」や「開放感」に重点を置く
内覧前にしっかり掃除をするのはもちろんですが、ただ掃除をするだけでなく、「明るさ」や「開放感」などにも重点を置くと良いでしょう。
たとえば、窓からの光を最大限に取り込むためにしっかり窓の手入れをし、カーテンを開け開放感をアピールすると好印象に繋がります。
さらに部屋の電気もすべてつけておくと良いでしょう。
2.モノを減らす
もちろん家具は少ないほうが広く見えます。引越し先で使う予定のないものは早めに処分しておきましょう。
これから新居に引っ越す場合は、引っ越しの準備もかねて断捨離しておくことがオススメです。
また、床にモノを置かないようにすることで、清潔感がありさらに開放感を演出できるでしょう。
不動産会社選びのポイント
マンションを売却したいと考えていても、ほとんどの人にとっては初めてのことなのでどんな不動産会社に依頼したらいいか分からないですよね。
まず不動産売却の一連の流れで最も重要なのが、どの不動産会社に依頼するかを決めることです。
不動産会社には全国展開型と地域密着型の会社があります。
大手の不動産会社だとネームバリューとブランド力があり、全国各地に支店があるので多くの物件情報を持っています。
早急に売却したい、売却するマンションが人気で希少価値が高い物件だと大手の不動産会社が適しているでしょう。
それに対し、地域密着型の不動産だと担当するエリアに精通しているため、例え小規模の会社であったとしても大手不動産会社よりもそのエリアを熟知している場合があります。
築年数が古く、都心から離れた物件の売却は地域密着型の不動産が適しているでしょう。
不動産会社の種類を踏まえた上で営業担当者との相性も重要なポイント。
売主の話をしっかり聞き知識と経験のある営業マンに依頼したいものです。
また不動産会社を選ぶにあたり、1社だけでなく複数の会社に依頼できる不動産一括査定サービスを利用することもオススメです。
複数の不動産会社に査定をしてもらえば、それぞれ比較ができるので満足のいく売却価格が算出できるでしょう。
まとめ
スムーズに後悔のないマンション売却を進めるために、物件の特徴や価格相場などを客観的にチェックし、自分でも情報収集することが大切です。
不動産は大切な資産です。
後悔や損のないように、ぜひ参考にしてください。
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