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築年数が古い物件はデメリットだけではない?特徴と選ぶポイントを知ろう!

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一般的に、築年数が古い物件はデメリットだと考えられがちです。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

実は築年数が古い物件もメリットや魅力がたくさんあるのです。

そこで今回は、築年数が古い物件のメリットや実際に物件を選ぶ際のポイントをご紹介します。

築年数が古いメリットは価格の安さだけではありません。

そして、築年数が古いからこそ注意して確認しておきたいポイントは何なのか。

是非新居探しの参考にしてみてくださいね。

築年数が古い物件のメリット

築年数が古い物件のメリット

そもそも「築年数が古い物件」とは、建物が完成してからどれくらいの年月が経っているかを表したものなのでしょうか。

建物は完成した時点から劣化が進むため、築年数の古い物件は設備などの面で心配な点があると考えられています。

そのため、住み心地が悪そう、虫が出そうといったマイナスのイメージを持つ方が多いんですね。

しかし、築年数が古い物件でもメリットはあります。

ひとつずつみていきましょう!

・費用が安い

築年数が古い物件は、年数が浅い物件に比べて費用が安いことがメリットです。

賃貸住宅であれば家賃が安く、売買住宅であれば購入価格が安くなっています。

駅からの距離がおなじ物件でも、築年数が古いだけで安く住めるのです。

・物件の選択肢が多い

築年数が古い物件は新築や築浅物件に比べて物件数が多いので、選択肢が増えることもメリットです。

選択肢が多いぶん、自分の譲れないこだわりや条件が揃った家が見つかる可能姓も高くなるでしょう。

一般的に駅前などは、すでに商業施設などで土地開発が進んであり、新しい物件が立ちにくいです。

ただ築年数の古い物件なら、駅が近い家を探すことも可能かもしれません。

・設備の不具合がわかりやすい

「不具合があったらよくないのでは?」

こう思った方もいるかと思います。

もちろん、設備の不具合はないに越したことはありません。

しかしこうした不具合は、実際に住んで使っていくうちに気づくものも多いのではないでしょうか。

新築や築浅物件の場合過去に住んでいた人が少ないため、そういった意見を聞けないかもしれません。

その点、築年数の古い物件は不動産会社を通したりネットで調べたりして過去の住居者の意見を確認することも可能です。

一見するとデメリットに感じるかもしれませんが、設備の不具合もしっかり比較したうえで家探しをできるのはメリットといえるでしょう。

・和な雰囲気を味わえる

近年の物件は、つくりが鉄筋コンクリートで床はフローリングが一般的。

しかし、築年数の古い物件だと昔ながらの木造で畳のある部屋も多いです。

最近注目されつつある「古民家」などの物件は、和風でレトロな雰囲気がステキですよね。

こういったテイストが好きな方にとって、築年数の古い物件はメリットといえます。

自分でリフォームしてレトロな味を出す方もいる中で、そのままで雰囲気を感じられるのは魅力的ではないでしょうか。

・リフォームされていれば住みやすいことも

建物は手直しをすることで、年数が経っても人が安心して住めるようになります。

とくにマンションは、10年~15年に1度大規模な修繕工事がおこなわれます。

そのために、入居者は修繕積立金を支払っているんですね。

ということは、築年数が古くてもリフォームしたての物件であれば、快適に住める可能性もあります。

外観は少し古くても、内装は新築と変わらない!と感じることも…!

またリフォームされていなかったとしても、物件費用が浮いた分、自分で好きなようにリフォームできるのもメリットです。

築年数が古い物件!内覧時はここをチェック!

築年数が古い物件!内覧時はここをチェック!

築年数の古い物件は、条件が当てはまればメリットに感じられることも多そうですね。

それでは実際に住んでみようかなと考えている方は、どこに注目して良し悪しをを判断したらよいのでしょうか。

築年数が古い物件を見つける際に、確認しておきたい内覧時のポイントをご紹介します。

・設備

築年数が浅い物件は、新しい設備が整っています。

たとえばマンションやアパートの共用部分の場合、オートロックやエントランスの防犯カメラ、エレベーターなど。

家の中であれば、IHのキッチンやモニター付きインターホンなどです。

築年数が古い物件の場合は、これらの設備がないことも考えられます。

オートロックや防犯カメラはセキュリティ面で確認しておきたい機能です。

しかし、これらの設備がないからといって防犯面で危険なのかというと、そうでもありません。

周辺環境や自分の部屋の位置、他の住民とのコミュニケーションの取りやすさなどでも防犯面は左右されます。

そのためセキュリティ設備が乏しい場合は、他の点で防犯対策ができないかチェックしてみましょう。

とくに周辺環境の治安のよさなどは、実際に足を運ぶ内覧時に確認しておきたポイントです。

家の中の設備は、自分でリフォームすることで改善できる場合もあります。

また、築年数が古くても、リノベーションにより設備が後付けで設置されたケースもあります。

改築工事や修繕がされたかどうかもチェックし、どのような設備が改善されたのかを事前に知っておくのも大切でしょう。

・耐震性

築年数の古い物件で注意したいのが耐震性です。

建築の耐震性の基準は、1981年以降に「新耐震」とよばれる基準にかわりました。

これは震度6~7度の地震を想定して建てられた物件を意味しています。

築年数が1981年よりも古い場合はこの耐震基準でない可能性があるので、他の面で耐震性を確認する必要があるでしょう。

耐震性を確かめる基準は建築基準だけではありません。

築年数の古い物件の内覧ではその土地の地盤や建物の構造、自治体のハザードマップなども参考にしてください。

・管理が行き届いているかどうか

内覧時は建物や部屋だけではなく、駐車場やエントランスといった共用部分にも目を向けましょう。

掃除が行き届いていれば、管理やメンテナンス体制が整っていると推測できます。

対してゴミや汚れが目立つなど、管理のずさんさが見て分かるようであれば、メンテナンスなどもあまり期待はできません。

築年数が古いなら自分でリフォームしてみる?メリットや注意点

築年数が古いなら自分でリフォームしてみる?メリットや注意点

築年数が古い物件は安く住めることが多いので、浮いたお金でリフォームするのも1つの楽しみ方です!

自分なりのアレンジで、おしゃれで快適な部屋にできるかもしれません。

築年数の古い物件で改善したいポイントといえば、まずは防音です。

築年数が浅い物件は防音対策がされている壁も多いのですが、築年数が古いと防音がなされていないこともあります。

自分でできる防音対策としては、吸音素材のある壁を上から貼ったり、防音効果のあるカーテンを設置したり。

他にも、おしゃれなマットを床に敷くことで、階下に響く足音をおさえることができます。

また浴室乾燥機やトイレの設備なども自分でリフォームすることにより、築浅の物件よりも最新の設備を取り入れることだって可能です。

備え付けの設備から選ぶだけでなく、自分でリフォームして理想の家にする楽しさも魅力ではありませんか?

注意したいのは、共用の部分や給排水管まわりなどはリフォームできない場合もあることです。。

もしリフォームする前提で築年数の古い物件をさがしているのであれば、売主や仲介会社に聞いてみるといいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、築年数が古い物件のメリットや選び方のポイントをご紹介してきました。

築年数が古いからと、物件探しの選択肢から除外するのはもったいないことがわかりますよね。

築年数が古くてもリノベーションがされている物件や、設備を新たに設置した物件もあります。

築年数にこだわり過ぎずに、自分が住宅に求める条件は何なのかを整理したうえで家を探してみましょう。

築年数の古い物件の意外なメリットに気づけるかもしれませんよ。

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