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マイホームを購入したい!その時の心構えとは?
マイホームといえば、長い人生の中で最も大きな買い物といえるものですよね。
そのため、中々購入に踏み出せなくても「いつかは理想の家を…」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし買いたいと思った時に買えるようにする為には、日頃の心構えが実は重要なポイントなんです。
そこで今回、マイホームを購入する際の心構えや注意点をご紹介します。
住宅の購入方法を考える
一般的に住宅を購入する際は、金融機関と住宅ローンの契約をして資金を調達します。
共働き夫婦の場合は特に住宅ローンの選択肢が増え、それぞれに合った借り入れ方法があります。
夫婦のうち1人が単独で住宅ローンを借りる方法やそれぞれが別の住宅ローンを借りる方法、2人の収入を合算してローンを組む方法などがあり、それぞれにメリット・デメリットが。
住宅を購入する際は、別々で住宅ローンを組む方法か夫婦で収入を合算する方法のほうが借入可能額が増え、住宅の選択肢も増えるというメリットがあります。
しかし住宅ローンの返済は長期間に渡るものなので、長い目でライフプランを考える必要があるんです。
また夫婦別々で住宅ローンを組んだ場合は、万が一離婚や別居といった事になった際、処分や残高の計算が複雑でややこしくなってしまいます。
マイホームの購入時に離婚後の事を考える必要はありませんが、あらゆるケースを想定して慎重に購入計画を立てるようにして下さいね。
先を見据えた就労環境を確保
住宅ローンを組む際は、事前に審査を受ける必要があります。
審査には契約者の「勤務先」や「勤続年数」、「雇用形態」といった項目があり、一般的には安定した収入と3年以上の勤続年数が条件になります。
年収の高低で借り入れ可能額は変わりますが、その前提として審査に通らなければ住宅ローンを組む事ができないので注意しましょう。
また、「派遣社員」や「契約社員」は契約者として融資対象外と定めている金融機関も多いので、自身やパートナーの就労条件を確認しておいて下さいね。
そのほか一部の住宅ローンを除いて、ローン審査時には団体信用生命保険(団信)に加入する必要があります。
この団信に加入するさいには健康診断があり、健康状態によっては加入できない恐れがあるので注意しましょう。
今後の家族計画を確認
住宅ローンは長期間に渡って返済が続くので、購入後の家族計画についても考える必要があります。
子どもの人数が増える予定はあるか、両親と同居する可能性はあるかを話し合い、育児や介護のため職を離れる可能性の有無を考えましょう。
特に夫婦別々に住宅ローンを組んでマイホームを購入する選択をした場合は、出産や育児による休職期間の支払いに注意しなければなりません。
また職場復帰のしやすさや復帰できなかったケース、子どもの進学や教育費なども想定し、収入と出費のバランスを考えてみて下さいね。
住宅ローン完済時の年齢に注意
住宅ローンを扱う金融機関では、一般的に完済時の年齢の上限を80歳に定めています。
そのため年齢が上がると共に住宅ローンを組める期間が短くなり、借入可能額も少なくなってしまうんです。
仮に50歳で住宅ローンを組む場合は最長でも30年しかローンを組めず、定年後の支払期間が長い場合は更に借入年数を減らされる可能性もあります。
また、お給料としての収入がなくなる定年後も毎月の支払いが続くとなると、少し不安になりますよね。
マイホームの購入は簡単に決められるものではありませんが、完済時の年齢を逆算して買い時を決めるのも、一つの手と言えるでしょう。
賢い買い方は売却時の事も考える
人生でも最も大きな買い物であるマイホームは、多くの場合が一生住み続ける事を想定して購入するでしょう。
しかし出産や育児、進学や転職・転勤など、数あるライフイベントの中には予期せぬ状況になる事があるかもしれません。
その時に柔軟に住み変える選択ができる家を選ぶと、リスクを最小限にして対応する事ができますよ。
あまり奇抜な家や趣味・嗜好の強すぎる家は避け、立地条件や設備、間取りなど売りやすい家を選ぶようにすると安心です。
また住宅ローンの返済期間中も十分な貯蓄ができるような資金計画をたて、もしもの売却の際にもローンを完済できる状態にしておくようにしましょう。
購入の有無を選択できる状態にしておく
これまでお話したように、マイホームを購入するには様々な心構えが必要になります。
しかし一番大切なのは、買う・買わないの選択ができる状況であることです。
住宅ローンの審査は支払い能力だけではなく、過去の収入や納税状況も判断材料になるので、場合によっては審査に通らないということも。
これらは過去にさかのぼって修正できる事ではないので、先を見据えた準備が大切です。
特に自営業や副業をしている方などは、節税や確定申告などをしっかりとするようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
気軽に購入できるものではないマイホームだからこそ、事前にしっかりとした心構えをして購入に備えたいものです。
事前の準備や状況の確認をして、理想のマイホームをゲットして下さいね。
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