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住まいのノウハウ
東京23区で子育てしやすい街ってどこ?治安や行政支援は?
目次
日本の首都でもある東京都は、人口の多さも日本で1位です!
そして、様々な面で最先端技術や情報・サービスを取り入れていて充実しているイメージがありますが、「子育て」の面ではどうでしょうか?
「人が多いから大変じゃないかな」
「うちの子は認可保育園に通わせることができるだろうか…」
「治安の良さは?保育園や幼稚園・学校の数はどれくらい?」
など、たくさんの不安を抱えるパパやママも多いですよね。
同じ東京都でも、住む街によって子育てのしやすさは変わります。
では、東京23区内だとどこが「子育てしやすい街」と言えるのでしょうか?
東京23区で子育てがしやすい街って?
子育てがしやすいかどうか判断するには、次の5つのポイントがカギとなります。
・行政の子育て支援
・子育て施設や教育施設の多さ
・交通アクセスの良さ
・治安の良さ
・公園や病院の数
どれも子育てするうえで重要なことですよね。
23区内では、どの街がこの条件に当てはまるのでしょうか。
千代田区:人口61,471人(2018年3月1日現在)
千代田区の子育て支援制度で特に注目するべき内容は、子ども医療費助成です。
23区中21区が助成対象年齢を中学校3年生までとしているのに対し、千代田区はなんと高校3年生までを対象にしているのです!
同じく高校3年生までを対象としているのは北区のみです。
お子さんが小さいうちは、ケガや病気で何かと病院のお世話になることが多いですし、大きくなってからも授業や部活などで診てもらう機会も少なくありません。
そんな子育て世代を支える助成があることは、とっても嬉しいですね!
また、千代田区は何年も待機児童ゼロを達成しているので、お子さんを保育園に預けたいパパやママも安心でしょう。
そして千代田区は、皇居や国会議事堂・各省庁など重要な機関が集まる街でもあるため、地域全体のセキュリティレベルが高い点も特徴です。
また、地域の方々がお子さん達を見守り、何かあれば守る活動にも力を入れているので、登下校中や友達と遊びに出かける時など、パパやママの目が届きにくい時も見守り助けてくれる方がいます。
文京区:人口217,502人(2018年3月1日現在)
文京区は、治安が良く地域性でも優秀な街です。
住宅街や大きな病院・学校などが多く、その分セキュリティがしっかりしている地域も多いため、犯罪発生件数も年々少なくなっています。
地域ごとの自主防犯パトロールや、安全・安心まちづくり推進地区の指定など、防犯対策に力を入れていることがよく解ります。
そして文京区と言えば、国・公・私立を問わず、多数の小・中・高校・大学がある街としても知られています。
教育熱心な家庭や先生が多く、その結果、学習環境が良い学校が増えました。
お子さんにより良い教育の場を与えたい方におすすめです!
北区:人口349,056人(2018年4月1日現在)
下町情緒が残る北区は、赤羽駅を中心に、都心と下町を結ぶ交通の要衝として栄えています。
赤羽駅は、JR埼京線や京浜東北線・湘南新宿ラインなど、多数の路線を利用できるため、かなり便利です。
駅周辺は飲み屋が多く、最近ではこの赤羽を舞台とした漫画も話題になりました。
しかし、赤羽駅から少し離れると、飲み屋が少なく閑静な住宅街も多くありますよ。
また、いつも人が多く明るい場所が多いので、お子さんたちが安心して過ごせる場所が多い点も、子育てをするうえでは嬉しい環境といえます。
そして、先ほど千代田区をご紹介した時にも話しましたが、この北区も子ども医療費助成が18歳まで受けられます。
しかも助成を受けるための条件に所得制限がないので、これは親御さんとしても嬉しいですね!
他にも、北区では区内の小学校に通うお子さんに対して防犯ブザーを配布したり、お子さん向けの防犯教室や大人向けの不審者対応訓練も実施しています。
北区は比較的犯罪発生件数が少ない街ですが、もっと減らすために行政・警察・区民がそれぞれ協力して治安向上に努めている街なんです。
世田谷区:人口903,613人(2018年4月1日現在)
世田谷区も北区同様、都心へのアクセスが良く、周辺環境も充実しています。
そして世田谷区は、世田谷公園・砧公園・駒沢公園・等々力渓谷など、自然が豊かな公園が多数点在している点も、子育て世代に人気となっています。
世田谷区は区域の多くが住宅街となっていて、新宿や品川・東京駅周辺のような高層ビルが集積するエリアはあまりありません。
その分、自然を身近に感じながらお子さんたちがのびのびと遊べるスペースが多い点は、子育て世代には欠かせない条件ではないでしょうか。
公園や緑地以外にも、友達との出会いの場にもなる児童館や子育て支援センターなども多いので、親子で新しいつながりを作ることができますよ。
そして、お子さんが夜間急に体調を崩してしまった時のために、小児初期救急診療を行う病院を3ヶ所と、医薬品を購入できる薬局を2ヶ所設置しています。
小さいお子さんは予期せぬタイミングでケガや病気になることも多いので、かかりつけの病院が閉まった後でも頼れるところがあると安心でしょう。
おすすめ駅:番外編
下記に紹介する大塚駅・目白駅・要町駅周辺は住みやすく、お手頃な賃貸物件が多いためおすすめです。
大塚駅は東京都豊島区にある山手線と都電荒川線の2つの路線が乗り入れています。山手線の池袋駅と巣鴨駅の間に位置し、都内各地へのアクセスが便利です。駅周辺には、商業施設や飲食店、文化施設などが多くあります。
大塚駅の北口には、2013年にオープンした駅直結の商業施設「アトレヴィ大塚」があり、ここには、スーパーやドラッグストア、カフェやレストランなどが入っています。日常の買い物や食事に便利です。
目白駅は、東京都豊島区にある山手線の駅です。山手線の高田馬場駅と池袋駅の間に位置し、都内各地へのアクセスが便利です。駅周辺には、学校や寺院、公園などが多くあります。
目白駅の2021年度の1日平均乗車人員は26,325人で、山手線内では3番目に少ないですが、周辺には学校が多く、朝や夕方には学生の利用客も多いです。駅周辺にはステンドグラスやカフェなどがあり、落ち着いた雰囲気が漂っています。
要町駅は、東京メトロ有楽町線と副都心線が乗り入れる駅で、池袋駅から1駅の場所にあります。山手通りや首都高速中央環状線とも交わる地下構造物「環六ボックス」の一部で、都心へのアクセスが良好です。
要町駅周辺は、住宅街と商店街が混在する落ち着いた雰囲気の街です。駅前にはスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの生活に便利な店舗が揃っています。また、駅から徒歩圏内には公園や図書館、学校などもあります。要町駅は、暮らしやすさと利便性を兼ね備えた駅です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
色々な視点から東京都23区内で子育てしやすい街を取り上げてみましたが、皆さんが気になる街はありましたか?
今後23区内での引っ越しを予定している子育てファミリーは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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