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マイナス金利は住宅ローンにも影響はあるの?
目次
今年の1月29日に日銀から発表された”マイナス金利”。
発表から1ヶ月経った現在でも、連日お昼の情報番組やニュースで取り上げられていますが、みなさんしっかりと知識は身に付いたでしょうか?
SNS上では、「結局何がしたいかわからない」という声も上がっています。
そこで今回は”マイナス金利”による、生活への衝撃と住宅ローンへの影響を再確認していきましょう。
マイナス金利と住宅ローン①:マイナス金利とは?
平成に入ってからの、平均した住宅ローン金利の推移ってチェックしたことありますか?
バブルの終わりに差し掛かった平成3年の金利は、なんと約8%!
それから年々下降を続け、平成20年に入ってリーマンショックが起こり金利は3%以下まで下がりました。
今までは一般の銀行が日本銀行に預金すると、預金の何割かが金利でプラスされる仕組みでした。
ですが、今年から始まったマイナス金利は日本銀行にお金を預けると、今までとは反対に預金が減ってしまうんです!
銀行にとってはマイナスですよね。
そこで、民間人への融資が期待されているんです。
マイナス金利にする事により、国内のお金を動かし円安に繋げていきたいという期待があります。
実は、スイスなどの北欧諸国が既にやっているんですよ。
マイナス金利と住宅ローン②:マイナス金利の影響で私達の生活は激変する?
ニュースで連日取り上げられ、不安になっている方も多いかと思いますが、この影響によって私たちの生活が激変する事はないでしょう。
まず日本銀行から打ち出されたマイナス金利は、一般の銀行へ向けてという事をお忘れなく。
そのため私達がお金を預けても(利息は減ってしまいますが)マイナスにはなりません。
では、一般の銀行はそれに対しどうするのか?
ここがポイントになってきます!
・中小企業への融資
・不動産担保ローンなど民間への融資
簡単に言うと、預けて減るなら貸して利子を取ろう!ということですね。
マイナス金利と住宅ローン②:住宅ローンはどうなる?
前途の通り、地方銀行をはじめ金融機関が民間への融資を積極的に行っているので、マイホームを購入しようとお考えの方は気になりますよね。
マイナス金利で住宅ローンはどうなるのでしょう?
これから購入
これから購入をお考えの方に1番嬉しいニュースは、借り入れの審査が通りやすくなる点ではないでしょうか?
しかも低金利でローンを組むことが出来るので、これから住宅バブルが起こるとされています。
これは私たちにとって嬉しい影響ですね。
まさに購入は今がチャンス!
借り換え
住宅ローンには変動型・固定などのタイプがありますが、皆さんはどのローンを組んでいますか?
過去最低の金利の今なら、借り換えのチャンスかもしれません。
変動型なら、数百万単位でお得な場合も。
ですが、住宅バブルが起こった場合や景気が上向いた際は金利が高くなるので要注意!
借り換えはあと数年で完済、というゴールが見えている方にオススメです。
まとめ
なんだか難しく思えていた”マイナス金利”ですが、意外とカンタンですよね。
私達の暮らしに大きな影響はないから、と今まで知らんぷりをしていた方はチャンスを知らず知らずのうちに逃してしまうかもしれませんよ。
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