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沖縄の住宅の特徴とは!?住んでみてわかった事
今まで当然だと思っていたことが、違う地方に引っ越してみて「それっておかしいよ」と指摘され、初めて当たり前では無い事に気付く・・・そんな事、あなたは今まで経験したことがありますか?
これが日本唯一の亜熱帯地域に属する沖縄への移住なら、なおさら気づかされる事、多いんです!
そこがまた新鮮で面白いって事にはなるんですが・・・
今回は移住者目線で、住んでみてわかった、沖縄の住宅の特徴をご紹介したいと思います。
沖縄の住宅の特徴①お風呂にバスタブ・・無いの?!
沖縄は暑い地域ですから、「お風呂なんて暑くてはいってられないサー。毎日シャワーで済ませるよ」という方が多いんです。
ですから、浴室にバスタブがない賃貸物件も多いです。
本土の方からしてみたら、暑くても寒くても、お風呂はお湯につかって疲れをとる物だと思っていましたから、これは驚きですよね。
バスタブが無い家が多いくらいですから、当然沖縄の人はお風呂の「追い炊き」というボタンを見たことがありません。
「お風呂の湯が冷めた時に沸かし直す」なんて機能、知っているワケありません。
暑い沖縄はお風呂の湯が冷めにくいから、その機能も必要ないのでしょうね。
しかし新しい住宅ではほとんどバスタブも、追い炊き機能(高温足し湯機能)もついていますので、安心してください。
沖縄の住宅の特徴②トイレに排水口がある
出典:http://www.nissin-reform.net
沖縄の賃貸物件のトイレは、かなりの率でタイル張り、さらには排水口があるんです。
そして、雨が降ったりするとその排水口から漂ってくる悪臭・・・
不動産会社にこの現象をクレームとしてあげたら、「お客さんは内地(本土)の人だから知らないだろうけど、トイレ掃除の時に排水口から水を流すんですよ。水を1週間に一度は流すと、臭いも上がってこないんですよ。」と言われました。
沖縄ではマンション・アパートの建物でも、トイレ掃除は床に水を流して掃除するそうなんです。
本土では、学校のトイレ掃除でしかトイレを水浸しにして掃除するなんてしたことありませんよね。
第一普通の家にはトイレに排水する穴がありません。
私が住んだ沖縄の物件のトイレには窓がありませんでしたが、それでも水を撒いて掃除をするのが当然だったのです。
湿気がこもらないのか心配でしたから、私はかたくなにトイレ掃除は拭き掃除オンリー、不動産会社の指示通り週に1回排水口に水だけ流す、という事をしていました。
沖縄でも比較的新しい物件は本土に似た仕様になっているので、排水口がない物件も増えて来ています。
沖縄の住宅の特徴③開放的すぎる間取り
これも古い物件に多い特徴ですが、居室の各部屋は全てふすまで仕切られています。
大人数の来客時や、室内に風を通したい時、ふすまを全て開け放せば大きなワンルームの出来上がりです。
これも暑い沖縄の生活の知恵でしょうか。
また親族同士の繋がりの強い沖縄は、一族がよく集まるからとも考えられますね。
でも、年頃のお子さんはプライバシーが守れないんじゃないかなぁと少し気の毒に思ったりしました。
まとめ
私が沖縄に来て初めて賃貸物件に暮らした時は驚きの連続でした。
他にも、沖縄の建築特徴や本土とは違う事など、たくさんご紹介したい事があるのですが、今回はこの辺で。
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