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目次
最近人気が高まっているルームシェアには、お部屋を借りるときの初期費用や月々の賃料や生活費などを節約できたり、一人暮らしの寂しさを避けることができるなど、たくさんのメリットがあります。
一方で過去にルームシェアを経験したことがある方々のなかには、もう少し慎重にお部屋選びをすればよかったと後悔している方もいるようです。
この記事ではルームシェアを検討している方々に向けて、後悔しないお部屋選びのコツや注意しなければならない点などをまとめました。
ルームシェアのお部屋はどんな間取りから選べば良いの?
ルームシェアを始める場合、まずはお部屋選びからスタートします。
実質2部屋以上あれば生活はできますが、市場には多くのタイプの間取りが出回っているため、間取りの特徴を踏まえたうえで最適なお部屋を選ばなければなりません。
まずは、それぞれの間取りの違いや特徴を見ていきましょう。
2DKの特徴
まず始めにご紹介するのは2DKの間取りです。
2つの居室とダイニングキッチンで構成された2DKは、1LDKと2LDKの間に位置する間取りです。
それぞれ独立した部屋をひとつずつ持つことができて、食事や団らんのスペースとしてダイニングキッチンを使うことができます。
DKの間取りは最近ではあまり供給されていないことから、やや築年数が古くなってしまうことと、LDKのお部屋に比べると狭くなるため、賃料が比較的安く設定されているという特徴があります。
2LDKの特徴
2LDKは2つの居室とリビング、ダイニングキッチンで構成された間取りです。
広さの目安としてはDKが8帖以上、LDKは10帖以上となっているため、2DKと比べてやや広くなります。
最近ではLDKタイプの間取りが人気なので、築浅の物件で多く供給されています。
築浅である分、やや高めの賃料が設定されていることが多い間取りです。
3DKの特徴
3DKは3つの居室とダイニングキッチンで構成された間取りです。
3DKは需要が限定されることから、供給量が極端に少ないという特徴があります。
3人でルームシェアをする場合や、2人でのルームシェアでクローゼット代わりに1部屋使うなど、使い方の自由度が上がります。
その反面、具体的な用途を曖昧なまま住み始めると持て余してしまうことにもなるので、契約前に荷物の量を踏まえてよく検討するようにしましょう。
ライフスタイルに合わせたルームシェアのお部屋選びとは?
ルームシェアのお部屋は同居人との関係性やどのようなライフスタイルにしたいかを念頭に選ぶと失敗を避けることができます。
間取りにはさまざまなタイプのものがあるため、立地や賃料などにばかり目がいき、具体的なイメージを持たないまま生活し始めると、後悔してしまうことが多いです。
どういった間取りがどのようなライフスタイルと相性が良いのでしょうか?
プライバシー重視型
ルームシェアをするとしても、お互いのプライバシーを重視したいと考える方には、それぞれの居室が離れている間取りがおすすめです。
たとえばDKやLDKがそれぞれの居室を隔てるように配置された間取りや、DKやLDKを介さず居室に向かうことのできるような間取りを選ぶと良いでしょう。
それぞれが出かけるときや帰宅するときにお互いに干渉しない間取りになっていることで、プライベートな時間を確保しつつ、食事や団らんを楽しむときには共有スペースとして使うDKやLDKに集まることで、メリハリのある生活を送ることができます。
ホームパーティ型
お互いのプライベートよりも同じ時間を共有することを重視する方や、友人たちを招いて食事やパーティを楽しみたいという方は、DKやLDKなど共有スペースが広く確保できる間取りを選ぶと良いでしょう。
できればデッドスペースとなりにくいすっきりとした共有スペースが配置されている間取りだとなお良いです。
また居室はDKやLDKと隣接していて、扉ではなく引き戸で間仕切られているような間取りを見つけられれば、使い方に応じて広さを変えられるのでおすすめです。
節約重視型
何よりも節約を重視したいと考える場合は、間取りや配置よりも初期費用や月々の賃料、生活費を抑えられるかどうかに重点をおくべきです。
たとえばある程度築年数が古い物件や、リノベーションなどで内装に手が加わる工事がされていないお部屋は賃料が安いまま募集されているため、月々の支払いを安くすることが可能です。
またバランス釜や和式トイレ、和室があるようなお部屋でも支障を来さず生活できるのであれば、さらなる節約も期待できます。
ルームシェアのお部屋選びをするときの注意点とは?
ルームシェアをするためのお部屋を選ぶ際に、気を付けなければならない注意点があります。
それは「すべての賃貸物件でルームシェアができるわけではない」ということです。
ルームシェアがてきるお部屋をスムーズに見つけるためにはどうすれば良いのでしょうか?
ルームシェア可のお部屋は限られている
ルームシェアを承諾しない理由はいくつかあります。
たとえば友人同士でルームシェアを始めたはいいものの、相性が悪く喧嘩をしてしまい、ルームシェアが解消となるケースがあげられます。
こうなるとひとりでは賃料の支払いを続けることができず、短期間での解約となってしまうため、賃貸物件のオーナーからは敬遠されます。
またたくさんの友人を招いてホームパーティなどを開催することで、騒音や振動などで近隣住民に迷惑を掛けてしまうというケースもよくあります。
このような理由からルームシェア可のお部屋は限られているのです。
お部屋探しをするときには、ポータルサイトのルームシェアにチェックをしたり、不動産会社の担当者へルームシェアをしたい旨を伝えるようにしましょう。
ルームシェアでは連名契約を求められることもある
通常の賃貸借契約では借主は1名です。
しかし連名契約では借主が2名となり、それぞれが借主として契約を結ぶことになります。
これはそれぞれが借主となることで責任の所在を明確にし、万が一ルームシェアが解消となった場合でも両名が借主としての地位を持っているため、事後処理がしやすいというメリットがあります。
しかし契約の形態はオーナーや管理会社の意向が色濃く反映されます。
大手企業の正社員の場合は通常の契約にしたり、保証会社に加入することを条件に付加するなど、ケースによって契約形態が異なることが頻繁に起きるため、その都度確認を取るようにしましょう。
まとめ
ルームシェアが可能なお部屋はそう多くはありません。
そのためルームシェア可のお部屋の中から好条件の物件を探すとなると、通常のお部屋探しよりも格段に難易度が上がってしまいます。
そんなときはルームシェアが可能な賃貸物件が多く掲載されているポータルサイトを使うことをおすすめします。
選べるお部屋の数が多いので、きっと理想のお部屋が見つけられるはずです。
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