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目次
コロナ禍の中で1人ひとりの生活は大きく変わりました。
そのなかでも、在宅勤務・テレワークといった働き方の変化は大きいものでした。
このような働き方を受け入れ、新しい暮らし方を模索する中で生まれ広がってきたのが「コワーキングスペース付き賃貸物件」です。
ここでは、コワーキングスペースの意味やコワーキングスペース付き賃貸物件についてご紹介します。
自分に合った新しい暮らし方のヒントにしてくださいね。
「コワーキングスペース」でのワークスタイルとは?
時代はどんどん変化していきます。
その変化は近年とくに早くなっていると感じませんか?
ワーキングスタイルもそのひとつです。
ここでは、新しい働き方「コワーキング」についてご説明しますね。
共同で仕事をしよう!
コロナ禍が拍車をかけた「働き方改革」ですが、今がまさに働き方の変化の時です。
そこで注目されているのが「コワーキング」です。
コワーキングを英語で書くと、「Co(共同で)」「Working(仕事をする)」という意味になります。
そうです!コワーキングは「共同で仕事をする」という意味なんです。
発祥はアメリカのサンフランシスコで、個人事業主などがオープンなスペースを共有しながら働くことを指します。
コワーキングは、個人の仕事をしながら自由にコミュニケーションを図り、情報や知識を共有し関係づくりに役立てる働き方のことです。
新しい働き方の「場」づくり
コワーキングという働き方についてはご理解いただけたでしょうか?
そこで、コワーキングと「場(スペース)」を併せて生まれたのが、共同で仕事をする場である「コワーキングスペース」です。
コワーキングスペースは、さまざまな人たちが出入りして仕事をするスペースです。
従来のレンタルオフィスと異なり、専用の個室スペースではなく共有型のオープンスペースで仕事をするスタイルのオフィススペースになっています。
新しい働き方の「場」であるコワーキングスペースでは、自由席で他の利用者とのコミュニケーションを促しているのが大きな特徴といえます。
このようなコワーキングスペースでは、働き方も大きく変化し、広がっています。
コワーキングスペースでできること
コワーキングスペースでできることは、主に次の3つです。
①仕事に快適な空間で作業ができる
快適に仕事ができることは、ワーキングスペースには欠かすことのできない条件ですよね。
仕事をするためにカフェに入ったら回線が不安定!といった経験はありませんか?
コワーキングスペースにはWi-Fiや電源は基本的に用意されていますが、多くのスペースでビジネス用の高速回線を契約していることが多いので、ネット回線が遅い心配はありません。
②会議室を使って打ち合わせや商談が可能
会議室には、ホワイトボードやTVモニター、プロジェクターなどの備品が用意されています。
③他の利用者との情報交換
オープンスペースではさまざまな職種の利用者と交流ができるので、新たなアイデアや、新たなビジネスパートナーとの出会いも期待できます。
コワーキングスペース付き賃貸物件の登場!
これだけ人気のコワーキングスペースですので、是非とも利用したい方も多いのではないでしょうか。
しかし、わざわざ出かけていくまでもなく、コワーキングスペース付き賃貸物件だったらこんなに便利なことはありませんよね。
このようなニーズに応えたのが、今人気の「コワーキングスペース付き賃貸物件」です。
ここでは、コワーキングスペース付きマンションについてご説明します。
マンションの共用部がコワーキングスペースに変身!
マンションの共用部とは入居者が共同で利用できるスペースのことで、エントランスやエレベーター、駐輪場などが該当します。
マンションが売り出されるときに、共用部分に魅力的な設備投資をして付加価値をつけ、目玉にする場合も多いですよね。
そこで、コロナ禍によるテレワークの増加と、コロナ禍の終息後も急に働き方改革がなくなることはない将来を見据えて、共用部分にコワーキングスペースを設けるマンションが増えているのです。
「在宅でのテレワークは集中できない」「居住スペースを割いてしまう」「コワーキングスペースへの移動は時間がかかる」という不満も、共用部分にコワーキングスペースがあると解決できます。
今後はマンション選びの選択肢の一つとして、コワーキングスペース付きマンションの人気は高まるでしょう。
コワーキングスペース付き賃貸物件のここが良い!
ここからはコワーキングスペース付き賃貸物件のメリットをご紹介します。
メリット①:居住部分を自由に使用できる
在宅勤務をするとなると、仕事用のスペースを確保しなければいけません。
そうなると、仕事用のデスクやチェアなどを置くことになり、居住スペースを割くことになってしまいます。
その点、コワーキングスペースが共用部分にあると、その分だけ居住スペースを広く使えます。
メリット②:生活のオンオフをしっかりつけることができる
自宅で働く場合、生活のなかに仕事場があるため、かなりストレスに感じてしまうことがあります。
仕事はコワーキングスペース、居住スペースに戻ったらプライベートと、メリハリをつけると生活にも潤いが生まれます。
メリット③:時短や節約にも有効
コワーキングスペース付き賃貸物件だと、近所のコワーキングスペースを借りるよりも移動に時間がかかりません。
また、在宅勤務に必要なWi-Fiやビジネス用の高速回線、そして電気代も抑えることができます。
メリット④:起業に最適!法人登記ができる
物件によりますが、法人登記可のコワーキングスペースもあります。
共用部分のコワーキングスペースで登記できるとなると、自宅兼オフィスで事業を始めたい方にとっては大変魅力的ですよね。
メリット⑤:打ち合わせに便利
在宅だと直接会っての打ち合わせは難しいですが、コワーキングスペースがあると対面での打ち合わせにも対応できます。
また、ミーティングルームが設置されている場合は、打ち合わせのために場所をわざわざ変える必要もなく、複数名での会議も開催可能になります。
コワーキングスペースとコワーキングスペース付き賃貸物件のチェックポイント
ここでは、コワーキングスペースとコワーキングスペース付き賃貸物件を申し込む際のチェックポイントをご紹介します。
コワーキングスペースのチェックポイント
最近はリモートワークになり地方に移住するという方も増えましたが、都心で自宅からも近い場所に仕事場を選ぶことができるのが、コワーキングスペースの強みといえます。
コワーキングスペースを利用する際のポイントは、利用プランを知ることです。
多くのコワーキングスペースでは、大きく2種類の利用プランに分かれています。
・月額制
毎月定額を支払うプランで、利用回数が多く料金を安くしたい場合は月額制の利用がおすすめです。
・ドロップイン
一日利用の場合や、移動が多い方、いろんなコワーキングスペースを使いたいという方はドロップインがおすすめです。
コワーキングスペース付き賃貸物件のチェックポイント
コワーキングスペース付き賃貸物件を選ぶときのチェックポイントは、主に以下の7つです。
・コワーキングスペースの利用に料金がかかるか
・居室からコワーキングスペースまで行き来しやすいか
・仕事に集中できる環境か
・通信環境やコンセントの数など設備が充実しているか
・席の予約制度はどうなっているか
・スペース内に会議室やブースはあるか
・法人登記は可能か
このほかにも、混み具合などのチェックも大切です。
そしてなにより、このスペースが本当に仕事をするうえで問題ないか、自分の目で確かめることが大切です。
さらに、通常の物件と同様、居室部や他の共用部などの内見も忘れないようにしましょう。
まとめ
働き方改革は暮らし方にも大きく影響していますが、コワーキングスペースもそのひとつです。
コワーキングスペース付き賃貸物件を検討する際は、自分の住まい方・働き方に合っているか判断することが重要になります。
まずは、お近くのコワーキングスペースをご利用してみてはいかがでしょうか?
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