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- 一戸建てを買って後悔する理由と対策方法とは?理想の住まいを手に入れよう!
一戸建てを購入した人の中には、「買わなければよかった」と後悔する人もいます。
しかし、一戸建ては住宅ローンを組んだりこれまでの貯金を使って購入したりするわけなので、納得のいく一戸建てを購入し、後悔はしたくないですよね。
この記事では、一戸建てを購入して後悔する具体的な理由と一戸建てのメリット、後悔しないための対策についてご紹介します。
「一戸建ての購入を考えているけど後悔しないか不安」という方は、ぜひ読んでみてください。
一戸建てを買って後悔する3つの理由
一戸建ての購入を後悔する理由は、立地の問題、建物の問題、金銭の問題のように大きく分けて3つあります。
以下で詳しく見ていきましょう。
<理由①立地が悪く住んでみると不便だった>
実際に住み始めてみると、想像していた生活と違ったということはよく起きます。
日当たりが悪い
購入時に内覧できちんと日当たりを確認しても時間帯や季節によって変化が大きいので、日当たりが悪く冬は通常よりも暖房代がかかる、夕方の西日が部屋の奥まで届いて暑くなるなど、入居後に初めて気がつくことも多いでしょう。
通勤に時間がかかる
駅から近い一戸建てを選んだとしても、近くの道がいつも渋滞しているなどの特徴を知らず、結果として通勤に時間がかかってしまうこともあります。
買い物に不便
とくに、住宅の周辺環境が静かであることや落ち着いていることを重視して一戸建てを購入すると、近くにスーパーやコンビニなどがなく買い物に不便というケースもあります。
騒音が気になる
細い路地でも意外に人や車の交通量が多いこともあり、騒音が気になってしまうことも。
さらに、二重扉で防音対策がきちんとおこなわれている一戸建てでも、入居してみたら車の音が気になるという場合もあります。
騒音が気になるからといって窓を常に締め切ることも難しく、騒音は解決が難しいトラブルです。
<理由②一戸建て自体に問題があった>
コンセントが足りない
コンセントの数は見落とされることが多いですが、実際に暮らすうえでとても大事になります。
コンセントが足りないと延長コードが必要になり、お部屋の見た目もすっきりしないことも。
しかし、完成後にコンセントを増やすためには工事が必要で、その分の費用も当然発生してしまいます。
老朽化していた
これは中古物件に多く、内覧のときには外観も内装も綺麗で魅力的に見えたけれど、入居してみると老朽化が進んでいたということがあります。
老朽化が進んでいると通常よりも修繕の頻度が高く、工事費用がかかるので注意しましょう。
生活しづらい間取りだった
立地や購入価格を優先するあまり間取りをあまり気にせず、生活がしづらいと後悔する方も多います。
洗濯をする場所と干す場所が離れていたり、好きなところに家具をおくことが難しかったり、実際に住んでみないとわからないことも多いでしょう。
しかし、間取りの不便さを解消するためには、リフォームが必要なので余計な出費ができてしまいます。
<理由③金銭的な負担が大きかった>
購入した一戸建てには何も問題はなく満足している場合でも、一戸建てにかかるコストが負担となってしまい、買ったことを後悔する方もいます。
住宅ローンの返済が困難になった
念願のマイホームを購入するために借り入れる住宅ローン。
一戸建て購入後は毎月返済していくものですが、仕事を失ったり病気になってしまったりと予想外の事態で返済が難しくなることも。
さらに、一戸建ては築年数によって老朽化していくので、傷んでいる所はその都度修繕していく必要があります。
修繕費は場合によりますが大きな出費になることもあり、負担となるでしょう。
固定資産税の負担が大きい
不動産を所有している人は毎年固定資産税を支払う義務があり、土地と建物部分にかかるのでランニングコストとして把握しておくことが大切です。
後悔ばかりじゃない!一戸建てを購入する3つメリット
これまで、一戸建ての購入を後悔する理由についてご紹介しました。
しかし、購入するメリットももちろんあります。
<メリット①資産になる>
一戸建ては賃貸物件とは違い、やはり資産として所有できることがメリットでしょう。
将来子どもに残すこともでき、老朽化が進んだら解体して同じ土地に新たな物件を建てられることも可能です。
さらに、子どもが独立し老後は賃貸アパートで暮らしたいという場合は、一戸建てを売却し老後の資金にできますよ。
<メリット②住宅ローン控除を適用できる>
住宅ローン控除とは、住宅を購入すれば所得税と住民税が10年間にわたり減税できる制度のこと。
住宅ローン残高の1%が控除され、最大400万円まで控除可能です。
<メリット③理想の暮らし方ができる>
賃貸物件であれば好きな間取りに変更することは難しく、毎月家賃を払うのでもったいないと感じる方もいるでしょう。
また、一戸建てであれば庭で家庭菜園ができたり子どもを遊ばせたり、バーベキューができたりと一戸建てならではの生活も楽しめます。
またペットも自由に飼えますし、自由度が高い暮らしができることもポイントですね。
購入後に後悔しないためにできることはある?
一戸建ての購入を考えている方は、購入前にできる対策について知っておきましょう。
<似た環境の一戸建てを内覧する>
購入したい一戸建てがあれば、他にも周辺環境や条件が似ている一戸建ても見てみるようにしましょう。
そうすることで実際に住んでみた際のリアルなイメージがしやすく、購入するときに注意すべき点などをより明確にできます。
希望する条件に合わせて多くの一戸建てを細かく見るようにしましょう。
<家事動線を意識する>
家事動線とはリビングやキッチンなど部屋を行き来する線のことで、名前のとおり家事をする際に重要になります。
家事は毎日おこなうものなので、キッチンとリビングが離れていればストレスになり、生活がしづらいと感じてしまうかもしれません。
<可変性のある間取りを採用する>
可変性のある間取りは、たとえば子どもが大きくなって部屋を与えるときや反対に部屋を広くしたいときに便利なものです。
引戸を多用することで自由に個室の数を変更できるので、家族の数やライフスタイルに合わせて住まいを変えられます。
<購入するときはランニングコストも用意しておく>
購入後に住宅ローンの返済や固定資産税、修繕費など一戸建てを維持していくためのランニングコストが負担になるケースは多いです。
この場合は、一戸建てを購入した後にかかる費用について十分に理解してなかったり、きちん資金計画を立てていなかったりすることが考えられます。
また、住宅ローンを返済できなくなると一戸建てを手放すことになるので、借り過ぎないようにすることも重要です。
なるべく自己資金を増やし購入費に充てれば、返済期間にかかる金利が減り、結果として総返済額を減額できます。
>>【住宅ローン】返済できないとどうなる?払えなくなる理由と4つの対処法
<後悔したら売却することも考えよう>
売却前にできることは多いですが、購入後に後悔してしまった場合はどうすればいいのでしょうか?
どうしても今の一戸建てでは快適な暮らしができないという場合は、売却することもおすすめです。
建物は築年数とともに価値が下がっていくので早めに売却を決め、理想の住まいに移ることもひとつの手と言えます。
いえらぶコラムの以下の記事では、一戸建ての売却時に知っておきたい流れや注意すべき点を紹介しているので参考にしてくださいね。
まとめ
人生の大きな買い物とも言われるマイホーム。
しかしながら、購入後に後悔してしまうことも少なくありません。
そこで、後悔する理由や対策を知っておくいことは重要でしょう。
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一戸建ての情報が詳しく載っているので、入居後の生活をイメージしやすいですよ。
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