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結局何階が住みやすい?マンションの階数別、メリットとデメリット!

何階がいいの?マンションの階数別にメリットとデメリットをご紹介!

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マンションを購入するとき、「何階に住むのが快適なのかな」「階数によって価格は違うのかな」と考える方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、マンションの階数別のメリットとデメリット、価格の違いについてご紹介します。

マンションの1階に住む場合のメリットとデメリット

マンションの1階に住む場合のメリットとデメリット

防犯面などで、なんとなく「1階は…」と感じてしまう人も少なくないのではないでしょうか。

しかし、1階にはうれしいメリットもあります。

ここでは1階のメリットとデメリット、他の階と比較した価格の傾向をご紹介します。

<メリット>

・下の階を気にしなくていい

マンションに住んでいると、どうしても気になってしまうのは下の階への「足音」でしょう。

特に小さいお子さまがいる家庭では、お子さまが飛び跳ねる度に下の階が気になってヒヤヒヤ…なんてことも少なくないはず。

1階だと足音などの下に響く音を気にする必要がないので、子育て世帯の人にはうれしいメリットですね。

・エレベーター待ちがない

朝の出勤時間、エレベーターがなかなかこないとイライラしてしまいますよね。

1階だとエレベーター待ちの時間が発生しないので、朝の時間に少しだけ余裕を持つことができます。

また、小さなお子さまがいるご家庭では散歩のときにも、外遊び道具や三輪車を持ってすぐに外に出られるので助かります。

・災害時にすぐに避難できる

災害時にエレベーターが止まってしまうと、階段を使って下におりなければなりません。

お子さまや高齢者のいるご家庭だと、降りるのに時間がかかってしまいますが、1階ならすぐに外に出ることができるのでスムーズに避難することができます。

・専用庭や駐車場がある

1階には、専用庭や専用駐車場がついている部屋もあります。

専用庭があると、マンションに住んでいても、戸建住宅のようにガーデニングを楽しんだり、庭でプールをしたりできます。

また、部屋の前に専用駐車場があると、駐車場まで歩く時間の短縮になります。

小さなお子さまがいるご家庭ではお子さまと荷物を抱えて歩くのは大変です

家の前に駐車場があるとすぐに家に入れるので便利ですね。

<1階のデメリット>

・防犯面が心配

1階に住むときに防犯面が心配な人は多いのではないでしょうか。

洗濯物の盗難などは高層階よりも起きやすいかもしれませんが、1階には監視カメラを設置するなどの防犯対策をしているマンションも多いので、購入前に確認しておくといいですね。

・上の階からの落下物がある

部屋に専用庭がある場合、上の階から洗濯バサミなどベランダで使う物が落ちてくることがあります。

また、上の階にお子さまがいる場合にはオモチャなどが落ちてくることもあるかもしれません。

・虫が侵入しやすい

1階は地面と近いので、どうしても虫が入ってきます。

ベランダや庭で虫の嫌いな香りのハーブを育てるなどして対策すると、少しは侵入を防げるでしょう。

<1階の価格>

一般的に、1階の価格は他の階よりも安いことが多いです。

専用庭などがついている場合には、低層階や中層階とは価格が変わらない場合もありますが、できるだけ価格を抑えたい人には低層階がオススメです。

マンションの低層、中層階に住む場合のメリットとデメリット

マンションの低層、中層階に住む場合のメリットとデメリット

一般的に、2~5階までが「低層階」、6~9階までが「中層階」と呼ばれています。

ここでは低層階と中層階のメリットとデメリット、価格をご紹介します。

<低層~中層階のメリット>

・日当たりがいい

低層階と中層階であれば、周りに高い建物がある場合以外には、ある程度の日当たりが確保できます。

・冬でも部屋が暖かい

上下階に部屋があるので熱が逃げにくく、冬は暖房をかけなくても暖かいので電気代の節約になります。

冬の暖房費は高額になることが多いのでうれしいメリットですね。

・低層階なら階段でおりることもできる

5階までの低層階なら、災害時やエレベーターの点検時にも無理なく階段でおりることができるので安心です。

また、忘れ物をして急いで取りに戻りたいときなどもエレベーターを使わずに階段で移動できるので、待ち時間のストレスも軽減できます。

・全体的にバランスがいい

低層階と中層階は、防犯面や日当たり、価格など全体的にバランスがいいです。

何階を購入するか悩んでいる人は、低層階か中層階を検討してみたらいいかもしれませんね。

<低層~中層階のデメリット>

・生活音が気になる

上下に部屋があるので、足音や洗濯機、掃除機などの生活音は気にしなければなりません。

自分が気を付けるのはもちろん、上の階からの音が気になってしまうこともあるかもしれません。

トラブルを防ぐためにも小さなお子さまがいるご家庭では、プレイマットを敷いて音をできるだけ響かせなくするなどの工夫が必要です。

<低層~中層階の価格>

高層階より価格は安いです。「全体的にバランスいい部屋で、できるだけ価格は抑えたい」と考えている人にオススメです。

マンションの高層階に住む場合のメリットとデメリット

一般的に10階以上が「高層階」と呼ばれます。

高層階にはどんなメリットとデメリットがあり、価格はどのようになっているのでしょうか。

<高層階のメリット>

・眺望がいい

夜景が綺麗なのはもちろん、近くで花火大会があるときには花火が見えるなど、眺望のよさはメリットの一つです。

また、周りからの目線を気にする必要がないので、カーテンを開けてゆったり過ごすことができます。

・日当たりもよく、風も通る

高層階の場合、周りを遮るものがないことが多いので日当たりは十分に確保でき、窓を開けると気持ちのいい風が入ってきます。

夏場でも夜には窓を開けるだけで涼しいので、冷房をかけなくても快適に過ごすことができます。

・虫が少ない

飛ぶ虫は6階以上の高さでは飛ぶことができないので、高層階だと蚊やハエなどの虫の侵入は少なくなります。

ゴキブリは配管やエレベーターなどの設備を通って侵入してくることもありますが、低層階に比べたら侵入頻度は少ないので、虫が苦手な人には高層階がオススメです。

<高層階のデメリット>

・夏場は日差しがきつい

メリットで日当たりのよさをあげましたが、これはデメリットでもあります。

夏場の強い日差しがダイレクトに入ってくるので、室内の温度が上昇しやすい傾向にあります。

とくに最上階の場合は上に部屋がなく屋上からの熱も入ってくるため、昼には冷房が必須です。

・風当たりが強すぎる

こちらも先ほどメリットとしてあげましたが、デメリットにもなります。

風が少し強い日でも高層階だと低層階よりも風当たりが強く、窓をあけていたら部屋のドアが勢いよく閉まるので、ストッパーをしておく必要があります。

・エレベーターの待ち時間が長い

高層階になると1階におりるまで時間がかかってしまうので、朝の通勤時間にはちょっとしたストレスに感じる人もいるでしょう。

またマンションの目の前のコンビニに行くなど、ちょっとした外出もエレベーターをおりる時間が長いことで面倒に感じてしまうかもしれません。

・地震のときに揺れが大きい

マンションは地震のとき、揺れを逃がすために上の階になるほど揺れが大きくなるような構造になっています。

したがって、高層階の場合は地震のときに低層階よりも揺れが大きくなってしまうので、大きな地震でなくてもベランダの鉢が落ちてしまうなど被害がでる可能性があります。

地震に備えて家具の固定などの耐震対策はしっかりしてきましょう。

<高層階の価格>

高層階の場合、低層階と中層階と同じ間取りでも価格は高いです。そのかわりに、眺望がよく、虫が出にくいなどの大きなメリットもあります。

優先する項目を考えながら検討してみましょう

まとめ

この記事では、マンションの階数別にメリットとデメリット、価格の違いについご紹介しました。

マンションを購入するときに、「住みやすさ」「価格」など何を重視するのかは家庭によってさまざまです。

それぞれのメリットとデメリットを確認したうえで優先する項目を考えながら検討してみるといいですね。

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