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ヴィンテージマンションとは?【マンションの資産価値を高めるヴィンテージマンション】

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マイホームとしてマンション購入をご検討中の皆さん、買うならきれいな新築マンションと価格がお得な中古マンションのどちらが良いですか?


どちらの物件もそれぞれの魅力がありますが、新築・築浅・中古問わず分譲マンションを購入予定の方の中には、将来は売却もしくは分譲賃貸として利用する計画をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

そうなると、その時までにマンションの資産価値がどのくらい目減りするかというのはとても気になるところ。

出来る限り資産価値は高くしたいけど、購入時と同レベルの資産価値を維持するのはなかなか難しいですよね。

しかし、巷にはヴィンテージマンションと呼ばれる資産価値の高い中古マンションも存在します。

ヴィンテージマンションというのはあまり聞き慣れない言葉ですが、これを知っておくとあなたのマンションもヴィンテージマンションになるかもしれません!

ヴィンテージってどういう意味?

不動産だけでなく、ファッションや家具・車など幅広い場面で使われるヴィンテージという言葉ですが、元々は良質なブドウが実って作られた質の良いワインのことを意味すものでした。

それが転じて、古いけれど味わいがあって良質なもののことをヴィンテージと呼ぶようになったのです。

ヴィンテージマンションとなるためのポイント

建物だけではなく、外構や敷地内といった共用部分の質の良さにこだわる

近年の高級マンションは、最新の防犯システムを取り入れたりコンシェルジュデスクを置いたり、住人専用のプライベートジムやシアタールームを完備したりと、利便性の高い暮らしを送ることができるように工夫・設計されています。

もちろんそれも素敵ですが、それだけではヴィンテージマンションになれる可能性は高くありません。

ヴィンテージマンションと称されるものの多くは、外構や中庭・敷地内の植栽など、外から見えやすい部分にもこだわっています。


そうした外からの見え方にもこだわりのあるマンションは、「1度はこんな家に住んでみたいな」と憧れる方も多いものです。

また、現在は建て替えにより表参道ヒルズとなった同潤会青山アパートメントも、ヴィンテージマンションの代表格として知られています。

管理が行き届いていて景観が保たれている

ただ、いくら建物や敷地内などが素敵でも、適切に管理をしなければ当然荒れていきますが、ヴィンテージマンションはこうした管理面も徹底されています。

植えられた木々や草花なども定期的に手入れを行い、中・外のどちらから見ても一定の美しさが保たれているのがヴィンテージマンションの良いところの1つ。

四季折々の植物を植えているマンションなら、いつも住んでいる場所で季節の移り変わりを感じることができますね。


またこうした管理が行き届いているということは、常に住人の目があるという証でもあるため、自然と防犯面も高まるというメリットも。

管理会社や防犯システムによる防犯対策だけではなく、住んでいる方の目が敷地内にくまなく向けられているということが解ると、人に見られることを嫌がる空き巣などは寄り付きません。

きちんと管理を行うことで、景観と防犯面の両方を叶えることができるのです。

住んでいる方々が自分達の住まいを愛すること

そしてヴィンテージマンションとなるための最大の要素は、住んでいる方々が自分達の住まいを愛すること。

どれだけ外構や敷地内の景観・専用部分が素敵でも、住んでいる方々がそのマンションを愛していなければ意味がありません。

自分で選んだマンションを愛しているからこそ管理も自然と行うようになるし、専用部分だけでなく共用部分もきれいに使おうと意識が働きます。

そうして大切にされたマンションは大幅に価値を落とすことなく、年月を重ねた分の味わいを醸し出すことができるのです。

おわりに

年代ものならではの価値を生み出すためには、長い年月と住人の心がけが欠かせないヴィンテージマンション。

なかなか大変な道のりですが、住人の方々の心がけ次第では、将来売却した時に大きく結果が異なる可能性もあります。


今後分譲マンションを購入予定の方は、ヴィンテージマンションにも着目してみてください。

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