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インタビュー
入居者とオーナー様に対して最後まで責任を持つ不動産会社 有限会社サイトーハウジング
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調布市で開業して今年で20周年を迎える有限会社サイトーハウジング。
今回はこちらの斉藤代表にお話を伺いました。
月に1度は顔を合わせてリアルタイムの情報を得る
御社は開業されてどのくらい経ちますか?
斉藤:1996年の開業なので、今年で20年になります。そして私は独立前に調布にある別の不動産会社に10年いたので、私自身は不動産業に携わって30年になります。
御社の強みはどういった部分がありますか?
斉藤:空き物件をご紹介して契約を結ぶというのは、実は難しいことではないんです。
問題は「その人が快適にいつまでも暮らしていくためにはどうするか」ということなんですよ。賃貸物件の多くはアパートやマンションなどの集合住宅なので、やはり音の問題や環境の変化など、住んだ後に判ることがたくさんあります。
当社は管理業務も行っていますが、家賃のお支払もなるべく直接店舗へ持ってきていただくようにしています。昔ながらの方法ですが、この方法だと月に1回は必ず顔を合わせることができますよね。その時に私達が判らない情報が手に入るんですよ。例えば「共用廊下の電球が切れている」「お隣さんの生活音がちょっと大きい」などです。
そういうリアルタイムの情報を把握することで、入居者の方がどんなことに困っているのかが解りますし、入居者の方も電話などではなかなか言いにくいことを毎月顔を合わせるうちにお話されるようになります。
このように、入居後のお客様の暮らしにもしっかりと向き合うことが当社の強みだと考えています。
斉藤代表が考える不動産業の在り方と調布の良いところ
斉藤代表は長く不動産業に携わっていらっしゃいますが、斉藤代表が考える「不動産業の在り方」とはどのようなことでしょうか?
斉藤:例えばお客様のご希望の物件を伺う際に必ず収入のことを聞きます。普段は自分の年収のことなんてなかなか人に言えるものではないですよね。私は20代前半で不動産業界に入ったのですが、その年齢の若者が50歳くらいの方に「年収はいくらですか?」と聞かなくてはいけない。
なぜ収入の額を伺うかというと、そのお客様がご希望の物件に入居され家賃を払っても無理なく生活できるのかを判断するためです。それが20代の頃はなかなか聞きづらかったですが、必ず聞かなくていけない。その時にどうやって自分より年上の方に年収や勤務先・家族構成などを話して頂けるか、かなり悩みました。こんな大切な個人情報を話していただいている以上、中途半端な関わり方はできない仕事だと思いました。お客様にここまで話していただいたということは、こちらも真剣にやらなきゃだめだと。
なぜなら契約した方が入居後に何らかのトラブルを起こした場合、オーナー様からは「斉藤さんのところで契約した方なのだから、斉藤さんが最後まで責任を取ってね」となります。それができなければオーナー様との信頼関係も崩れてしまうので、やはり私達が最後まで責任を持てる方と契約を結ぶことが大切です。
お客様とオーナー様の真ん中に立って双方のためになるように判断するのが、不動産業界や不動産業者の在り方だと考えます。
斉藤代表から見た調布の良いところは?
斉藤:まず調布という街は、京王線の特急で新宿まで2駅なんです。それに八王子にも橋本にも行きやすいし、その乗換駅になっているのが調布駅です。京王線の中では乗降客も新宿の次に多いですからね。
その反面、北の方へ行くと深大寺や緑があって、南へ行くと多摩川や河川敷があります。川を渡るとよみうりランドもあります。大きな商業施設といえば駅前のPARCOだけですが、そういう静かな郊外の面と利便性の両面が上手く調和しているところが良いですね。
また、お客様の中には「調布ってもっと安いのかと思っていました」と仰る方もいるんですが、新宿へ出るためのアクセス時間は三鷹や吉祥寺とほぼ同じなのに、家賃相場は1万円程安いのです。
行政と関わり合いながら行う街づくり
最後に今後の展望や目標を教えてください。
斉藤:調布は2012年に駅が地下化したんですが、現在は地上に目立った建物が少ないんですよ。街は駅を中心に商店街などが栄えていきますが、中心となる駅が地下化した分、今は少し苦しい時期だと思います。
ただ、今後は地上にビルを3棟建てる計画があったり、多摩エリア最大の映画館や駅前広場などが造られる予定になっているので、それをどう活用するかがポイントだと思います。
2019年にはラグビーのワールドカップが味の素スタジアムで開催されて、翌年はオリンピックが開催されるので、この3~4年の間に街は大きく変わると思いますが、当社としては基本的なスタンスは変わりません。
冒頭でお話したように当社は管理業務も行っていますが、入居者の方が何か困ったことがあった時に30分以内で駆けつけることができる範囲で限定しています。そのエリアが調布市と調布に隣接する府中・三鷹・稲城・狛江・世田谷の一部です。
行政との関わりという点では、今年より調布市の居住支援協議会という会を発足させ会長に就任しました。ここでは1人親世帯や障がい者・高齢者など、調布でお部屋探しに困っている方々にどうやって調布市に住んでもらおうかという取り組みをしています。まだ立ち上がったばかりなんですけど。そういう行政との関わりもやっていきながら街づくりを行っていきたいと思います。
本日はありがとうございました。入居したあとの入居者様のサポートまでしっかりと責任を持つサイトーハウジング。
調布市でのお部屋探しのご相談は、有限会社サイトーハウジングまで!
【有限会社サイトーハウジング ホームページ】
http://www.saito-housing.com/index.html
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