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住まいのノウハウ
マンション購入の費用!どんなところにお金がかかるの?
いつか住みたい、マイホームとして所有したい…
マンションへの入居を検討している方は、多数いらっしゃると思います。
賃貸物件を契約する場合は、気に入ったマンションを探し、初期費用と月々の賃料を支払う形で即入居が可能です。
ですが購入するとなると、より慎重な情報収集や高額な資金調達が必要となりますね。
今回はマンション購入における費用の中で、「頭金」と「手付金」について考えてみます。
マンション購入費用の一部である「頭金」と「手付金」の違いとは!?
マンション購入を検討する際、内訳として、「頭金」と「手付金」、さらには「申込金」といった内容が目に入ってきます。
さてその意味や目的とは、何なのでしょうか?
「頭金」と「手付金」は不動産に関する知識が甘いと「同じでしょ」と思ってしまいがちですが、実際は全く性質が異なるものです。
それぞれ分かりやすく解説します。
マンション購入費用、「頭金」を知ろう!
ずばり、自分で支払い準備ができる「自己資金」のことです。
購入するとなると、すべての金額を現金でポンと払うことは難しいですよね。
多くの方が住宅ローンを利用し、数年に渡って借りた金額を少しずつ返していくのが現実だと思われます。
ですが支払うべき購入価格に対して、まず「頭金」を支払った上で残額に対して住宅ローンを組むのが一般的。
例を挙げますと、5000万円のマンション購入時に500万円を頭金として自身で支払い、残った4500万円を住宅ローンとして銀行から借りる、というパターンになります。
最近は「頭金0円」の住宅ローンといった広告などを見かけることがありますが、実際は以前からの慣習である「頭金」の支払いは続いているとのこと。
「頭金」の金額ですが、管理費や税金に加え返済可能な住宅ローンの額を加え、毎月発生する支払額を計算します。
それを理解した上で、調達できるご自身の「頭金」を決めていくことになります。
頭金の相場は20%程度、頭金は多ければ多いほど良い、といった話が聞こえてきたりしますが、これには正解はなく、ご自身の年収や支払い計画、また購入するマンション周辺の家賃相場を参考に、決めていくことを勧めます。
専門家いわく、「頭金ゼロが良いケースもあれば、3割程度は準備しなければならないケースもあり」とのことです。
マンション購入以外に残しておきたい資金についても考え、住宅ローン商品の詳細情報を集めるなどして、「頭金」の額を決めていきましょう。
マンション購入費用、「手付金」とは?
マンション購入の売買契約を交わす際に、先払いする代金を指します。
通常マンションの取引きは、売買契約を交わした上で住宅ローンの審査が入り、決済する流れで進行します。
その期間は約1カ月かかるとされていますので、契約時の証となる金額として「手付金」を収めるのです。
先に収めたその「手付金」は、決済時には「頭金」に充てられますのでご安心ください。
購入価格の10%程度が目安とされています。
まとめ
「頭金」と「手付金」は違う意味合いを持つということ。
また「手付金は頭金に充当される」点は、理解できましたか?
ほか抽選が行われる人気の分譲マンションなどは、「申込金」を要求される場合があります。
その「申込金」は購入意思の判断基準になっており、真剣味が薄いのにとりあえず抽選枠に入っておこうといった人達を排除する目的で、集められるお金です。
「申込金」を求められた場合は、その詳細を確認した上で支払いましょう。
また、「マンション購入なんてとても無理…」
と思われている方は、購入費用を抑えるために中古マンションを購入する、という手もありますよ。
人生の中で最大級に大きな買い物といえるマンション購入ですので、「頭金」「手付金」を始めとした費用に関する情報を慎重に細かく収集していきましょう。
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