以下のような場合、今年の住宅ローン控除は受けられますか？
2011/11/30 まりこ

Question

年末に持家を売却し、数か月仮住まいした後、来年３月から新居に住む予定です。その時点からまた新たに住宅ローンを組む予定です。このような場合、今年の住宅ローン控除は受けられますか？
関連サイトではその年の12月31日に居住していないと住宅ローン控除は受けられないと書いてありましたが、仮住まいは数ヶ月のことですので、住民票の移動はせず、3月の新居入居時に移動するつもりなのですが、その場合はどうなりますか？

他に何か活用できるような控除や特例などございましたらお教え頂けるとありがたいです。

室 拓也 · Accepted Answer

住宅取得控除は12月31日に居住している条件が必要で、年末のローン残高に対して控除額を計算いたします。住民票の提出はもちろん、住宅ローンの年末残高等証明書が必要になりますので、この場合の控除の適用は難しいでしょう。「特定の居住用財産の買い換え特例」（＝
譲渡所得への課税を、次に買い換えるまでまるまる繰り延べにできるという特例）というのもありますが、ローン控除との併用はできません。大きなお金を動かすことになりますから詳しくは税理士か税務署に相談するのが確実ですよ。

刀根 洋一 · Answer

ちょっと今ひとつ意図がわからないのですが、現在の家を住宅ローンで購入してそれを売却ということなのでしょうか？その場合でも12/31の時点でローン残高があることと居住の条件があるので控除は受けられないと思います。詳細等がわからないのではっきりは申し上げられませんが、建物や金額等の条件によって買替特例が受けられる場合があります。その場合でも確定申告での申請になると思いますので、今年ではなく来年以降の控除の対象になると思います。

回答日：2011/12/01

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